無心になる時間

こんばんは

東京中央カウンセリング塚越友子です。

先月の月会員「ソリューションズ」のテーマの
一つはストレス対処法でした。

わたしたちが普段無意識にとっている、ストレス対策の
中には、その対策自体がさらにストレスを膨らます
悪循環

になってしまうというものがあります。

たとえば、

ぶちまけ　感情を周囲の人にぶちまけたり、モノにあたったり
物質使用　お酒を飲んだり、食べたり、買い物したり
行動的非従事　なんとかしようとすることをあきらめる・ほっておく

そもそも、対処法なので、何らかストレスがたまったら
そのストレスの元に対して何かをしなければダメなんだけど

ついつい、対処法ですべてどうにかしようとしちゃうのね。

その最たる例が「うつ」を投薬だけでなんとかしようとすること。

批判するわけでないのですが、

そもそも、会社の上司と折り合いが悪かったのなら
その上司とどう付き合うようにするかとか、

会社の方針と自分の考えがあわなくてイライラしているなら
そこをどうするのかとか

部下を持ったけれど、指導できなくてそのプレッシャー
からうつになったのなら、どうやって指導できるようになるか

とかね。

そもそもに取り組むことが必要なわけですよ。

対処法は、その「そもそもに向き合う」までもない軽い悩みに
は有効ですが、

そもそもの問題には、ただただ時間稼ぎをするだけで
どこかで破綻するのは目に見えているんだな。

ということを踏まえたうえで、
日々のちょっとしたストレスなんかは、

入浴剤の宣伝ではないですが
「その日の疲れ、その日のうちに」というわけで

その日のうちに解消しちゃいましょう。

安倍首相は、少しでも時間をとって「海外ドラマ」
を見て、非現実の世界に浸るそうですよ。

で、私は日々、「共感疲労」がたまる心理カウンセラー
という仕事をしていますので、「無心」の時間を
もつようにしています！

無心の時間のために、定期的にかよっているのが