こんにちは
東京中央カウンセリングの塚越 友子です
薬を使わずうつを解決するために、
うつになる思考パターンを見つけようと
4回終わりました。
第1回 全か無か思考
第2回 一般化のしすぎ
第3回 ネガティブメガネ-心のフィルター
第4回 マイナス思考
今日は、結論の飛躍という思考です。
事実とはちがった悲観的な結論へ一足飛びな思考
をもっていないかチェックです。
この思考パターンをもってるとすごいですよ。
何があってもすべて悲観的な結末。
毎日うつうつとするのももっともです。
結論の飛躍は2種類。今日は1つめの
「心の読み過ぎ」
たとえば「心の読み過ぎ」をする人は、
■私は、部長から嫌われている
■あの人は私をバカにしています。
■みんな私のことなんて、どうでもいいんです。
■私をわかってくれる人などいません
という前提をもって、人と関わっています。
ですから、部長が単純に忙しくてあなたに挨拶を
返さないというだけでも
「ああ、やっぱり嫌われてる。
挨拶すらも返してもらえない」
と考え、嫌~な気分になります。
仕事でわからないことがあり、同僚に質問しますが
同僚はタイミングが悪く丁寧に聞く時間がなかった
だけなのに
「部長に嫌われているから、この人も
私を嫌うんだ」
と、心の読み過ぎは、他のメンバーにも飛び火して
第2回でお話した一般化まで起こってきます。
最後には、
「私はみんなに嫌われている」
という前提で、会社に出勤するように。
すると、この前提をもっているために、
相手に対して妙にへりくだってみたり、
卑屈になってみたり、気まずい反応を
する。
そして、あなたの中では苦手意識が強化され、
相手には「変な人。付き合いにくいな」という
思いがここで初めて生まれます。
するともう、これは独り相撲ですね。
自分で嫌われるように嫌われるように、
振る舞って強化していく。
以前紹介した、悪循環のループがはじまります。
ここまで読んでなんとなく感じますでしょ?
このような、構造のすえ、あなたのうつが発症
しているとしたら…
薬をのんだところで、改善するでしょうか?
次回は、結論の飛躍。もう一つ
「先読みの誤り」をご紹介しますね。
心の読み過ぎ傾向にあるかもと思ったら、
出来事と自分の結論の間に、
「事実」と「事実の解釈数パターン」
を用意してみてください。
きっと、結論の飛躍に驚きますよ
今日も最後までおつきあいくださいまして
ありがとうございます
判断推意の省エネは自分にも人にも、あいだをすっとばして
地球にも何のプラスにもなりません!
「過ぎたるは及ばざるがごとし」
って、心や体を健全に保つために必要な考え方。
カウンセリングをしていていつも思います。
当たり前のことに、解決の鍵は隠されている。
魔法などいらないですね!
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