東京中央カウンセリングの塚越友子です。
昨日の宣言どおり、活動的になろうと思って、
ここ数年我慢していた映画鑑賞を再開しました！
今日は、シネスイッチ銀座に
「オーケストラ！」
を観に行ってきました
前評判通りのラスト１２分は感動が止まらない
１２分でした
ハンカチで涙をふくことを忘れるいきおいです。
感動なんて陳腐な言葉ではないですね、
なんというか、心が頭が奥の奥の方から渦を巻いて
動いて感情が思考が湧き出してくるという感じでしょうか
この映画、ただのクラシック音楽映画とおもったら
あなどるなかれです。
ラストも素晴らしいのですが、全編通してのメッセージの
作り込みが近年稀にみる緻密さ
あざやかです
直接的に語らず、間接的に次から次へと人生、人間、
社会、さまざまなテーマで問いかけ、気づきをくれます。
催眠療法家の目から見るとこれはものすごい、
監督・脚本家はミルトン・エリクソンを超える天才です。
気づきが多すぎて、１度みただけでは何も語れません。
ただ１つ。
今、さまざまな悩み・葛藤をかかえているあなたには
ぜひ見てもらいたいです。
この映画は、とても重いテーマを重く感じさせず
さらりと訴えかけているところに、力があります。
また、コミカルさも終始あるので、笑ったり、じーんと
きたり、泣いたり、笑ったりと忙しいんですよ。
政治的圧力によって、人生を牢獄に閉じ込められた
オーケストラ！のメンバー。
それぞれの３０年止まっていた時間が、動き出す。
やっと前に進める。
そんなところに私は、自分の人生がたった６年ですが
同じところで止まったまま、前に進むことも
後ろへ戻ることもできず、行き場を失っていたそんな
時期と重ねあわせ、主人公の人生のドラマを勝手に
想像しなんとも言えない気持ちになったのです。
立ち上がるきっかけさえあれば、ぜったい前に進める
んだなぁと。
あ、そうそう。
バラバラだったメンバーが夢にむかって一致団結して
なんて、陳腐なヒューマンストーリーはありません。
そこもいいですね。
いろんな意味で、監督は風刺のきいた映画に仕立て
あげています。
ラスト１２分の音楽はチャイコフスキーの
バイオリンコンチェルトです。
今日は、どうやらチャイコフスキーの１７０回目の
誕生日だったらしく
そんな日に映画を観ることができたのも、すてきな
シンクロ。
もちろん、ブログはバイオリンコンチェルトを聴き
ながら更新中。
熱い女になろうと宣言したら、こんなにも熱く心が
動く映画に巡り合えてなんて幸せなんでしょう。
何回も見たいので、ＤＶＤが出たら即買いです。
今から楽しみだな～
今度は「ドン・ジョバンニ」を観にいく予定です。
こちらは映像美を期待しています。
今日も最後までおつきあいくださいまして
ありがとうございます
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