天職に出会うには?その1 はじまりは… | 塚越友子(臨床心理士・公認心理師)オフィシャルブログ Powered by Ameba

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築地駅徒歩1分のカウンセリングルーム 東京中央カウンセリングの心理カウンセラー(臨床心理士・公認心理師)塚越友子が薬に頼らず「うつ」や心の病を治す方法♪&だれとでもうまくつきあえるようになる人付き合い上手になる方法♪を教えます♪

こんにちは。

東京中央カウンセリング の塚越です。


今日から、10回連続シリーズで、なぜ私がカウンセラーに

なったのか?ということについてお話したいと思います。


最近よく、質問を受けるので、みんな気になるのかなぁと

思い10回くらいのシリーズでお届けします。


そう、10回くらいに分けないと、長いんです。

カウンセラーという職業(天職)にたどりつくにはうへー


目次はこちら

http://ameblo.jp/hikarinohane/entry-10370561305.html



私は、父の仕事の関係で、スイスで生まれ、4歳で帰国しました。

その後は、地方では有名な中高一貫の私立の女子校に通い、

大学だけでは物足りず、大学院まで行って、お勉強する日々でした。


特になんの問題も抱えず、いわゆる順風満帆にお嬢さん生活

を満喫していました。


マスコミュニケーションや、集団心理に興味があったので、

大学院でも専門は社会心理学でした。


4歳でスイスから日本へかえってくることになり、ものすごい

カルチャーショックを受けた影響でしょうか、「日本人とは?」

という問いをいつももっていました。


卒業論文はそのまま、「日本人とはなにか」を民間伝承など

を中心に研究し、発表しました。

社会心理学のよりどころとしては、プラグマティストの

G・Hミードのコミュニケーション理論です。

日本の研究としては、「遠野物語」で有名な柳田國男や

南方熊楠、本居宣長、伊波普猷を主に勉強しました。

文化人類学的にも関係してくるので、レヴィ・ストロース

グレゴリー・ベイトソン、マーガレット・ミードなども取り入れて

いました。


大学院では、もう一歩進めて、

「なぜ日本は植民地化されることなく、西欧近代化の波にのる

ことができ、資本主義経済をすんなり受け入れられたのか」

ということを研究しました。


このときは、マルクス、ヴェーバーを基礎に、G・H・ミードの

セルフ理論(自我理論)、J・デューイなどのプラグマティズムや

シンボリック相互作用論という社会心理の理論を統合した

修士論文を発表しました。



ここまでは、順調でしたが、就職で思った企業へ就職する

ことができず、挫折を味わいます。


新聞社や出版社に入りたかったのですが、どこも入れず

結局、編集プロダクションにやっと入れたという結果になりました。


それでも、雑誌の編集を企画はできません

(編集プロダクションなので)が、取材をして、記事を書いて

デザインラフを起こしてという編集の一連の仕事をする

ことができ、満足していました。


ただ、元来、人見知りだったり、引っ込み思案だったり、

気がきかなかったりしたので、取材では非常に苦労しましたし、

お勉強だけのいわゆる机上の空論でのコミュニケーション能力

でしたので、なかなか仕事がうまくこなせませんでした。


インタビューは緊張して深い話がきけないし、社内の人間関係

では、軋轢を生む一方でした。



そんなこんなしているうちに

仕事も忙しかったこともありますが、原因不明の

肝臓病を発症して入院することになりました。


はじめは、発熱が続いて、体のだるい日が続き、風邪だと思い

近所の診療所で風邪薬を処方してもらっていました。


2週間たっても一向によくならず、また診療所にいくと、

その先生が私の体の異常に気づいてくれたのです。


黄疸といって、肝臓をこわすと、白目の部分が黄色になったり、

肌の色が黄色黒くにごるのです。


そこで、緊急で血液検査をすると、
死の一歩手前、肝臓の数値が3000近くなっていたのです。


急性劇症肝炎ですぐに病院へタクシーで向かいました。



入院して、精密検査をすると、なんとすい臓も炎症をおこしている

非常に危険な状態でした。



ここから、私の人生の最初の試練、病との闘いがはじまったのです。


まだまだ、試練の入り口でしかなかったことなど、誰も知りませんでした。



さて、導入の導入でやっぱり長くなったので、今日はこの辺で

明日続きを楽しみ?!にしていてください。


最後まで読んでくださいましてありがとうございます。



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