どこで休養期を過ごすか | 塚越友子(臨床心理士・公認心理師)オフィシャルブログ Powered by Ameba

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築地駅徒歩1分のカウンセリングルーム 東京中央カウンセリングの心理カウンセラー(臨床心理士・公認心理師)塚越友子が薬に頼らず「うつ」や心の病を治す方法♪&だれとでもうまくつきあえるようになる人付き合い上手になる方法♪を教えます♪

おはようございますテヘッ


うつは正しい方法で取り組めば必ず脱出できるよ!ということで



うつ脱出までの大きな流れ。


うつ発症→休養期→回復期 前期 → 回復期 後期 → 脱出!


今日はどこで休養期を過ごすかです



生活環境のお話にも関係してくるかな。



ちょっと最近気持ちや考え方が、マイナスにかたよりがちだなぁ

という感じのあなたは、自宅で休養2週間くらいでも大丈夫



たとえば、こんなあなたは


最悪の事態ばかり考えてしまう

ちょっとしたことで怒り、その怒りがとまらない

不安で不安でしょうがない

頭が働かない

なんだか別人になったよう

自分さえいなければ

死んでしまいたい

眠れない

食べる気がしない



あてはまるあなたは、かなり精神的にも肉体的にも疲労がたまって

いるよ



一人暮らしだったら、実家の方がいいし、


実家に暮らしている方

主婦の方

家族のもとだと休めない方


は一度思い切って入院をオススメします。



死にたいくらいの気持ちが強いとき、残念ながらカウンセリングは

あまり役にたちません。


カウンセリングは、自分の心と思考とむきあう時間なの。

もちろん、カウンセリングにくれば一時的には気持ちが楽になるよ。


「なんでこんなに悪いことばっかり考えてたんだろ」


みたいな気持ちになって、


「わたし大丈夫」


ってなるけれど、カウンセリングが終わり数時間たてば悲しいけれど

またいつもの「最悪思考」がよみがえってきてしまう。



ずーっとずっーと、辛くなったときにカウンセラーや話をきいてくれる

人がそばにいれば話は別だけど、ちょっと現実的に無理だよね。



そうなると、やっぱり家族とはいえ、あなたの気持ちに100%寄り添う

ことはできないし、100%の面倒を見てあげたくとも、みることができない。


カウンセラーだって、私だってずーっとそばにいて、大丈夫だよってしていたい。


現実的にはそこまではできない。


となると


あなたもいたずらに「誰も私のことを分かってくれない」と孤独感を

募らせることになる。



主婦のあなたなら、家事をだるい体やつらい気持ちをおして、

やらなくてはいけない。



これでは、せっかく休もうとしているのに逆効果。



心の病で入院なんて、すごく抵抗があるのはわかるよ。



今は病院でも取り組みがだいぶかわってきて、うつの方が入院しやすい

環境を整えているところもあるの。



他の精神疾患患者とうつをわけて、「ストレスケア病棟」を設置している

ところとか。


ストレスケア病棟とまでは区別していなくても、うつと他の疾患を別病棟

にしているところもあるよ。



それから、病院によっては


「精神科救急・急性期への対応」

「リハビリテーションへの対応」

「老年期への対応」


と力を入れている分野にも違いがあったりする。



よくよく調べてみると、入院しやすいところがあるからね。



病院を選ぶときその他チェックしたいのは


家族が通いやすい場所にある

医師がきちんと病状・治療方針について説明してくれる

臨床心理士やソーシャルワーカーがいる


この3点かな。



しっかり、休養をとって心のエネルギー貯金がたまると

不思議と落ち着いて自分のこと考えられるようになるよ。


そのうえ、疲労しきった心と頭で無理して良い方向にと

考えるよりも、自然に良い考えが浮かんで行動することが

できるし、自分のなりたい自分になることができるの。




ちょっと想像してみてね。



今のように、なんだかわからないけど、最悪なことしか

考えられない状況になる前、元気だったときどうだった?



元気だったらやり過ごせていることが今はやり過ごせていないとか

ない?



心の貯金がたまったら、カウンセリングで一緒に回復期を歩んで

いこうねテヘッ





今日も最後までおつきあいくださいまして、ありがとうございますあひる




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東京中央カウンセリング

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