≪あらすじ≫
ノーマンとクレアの夫婦は、娘のケイトリンが大学進学で独立したことをきっかけに、ノーマンの父が所有していたヴァーモント州の湖畔沿いにある家に引っ越してきた。自然に囲まれる中で、夫婦ではなく恋人同士の時代を思い返す二人、しかし、隣の家でこそこそと”大きな人型の荷物を捨てる”住人に不信感を抱き、また家の中では奇妙な音が鳴り始め、クレアは都会とは違う奇妙な出来事に興味を持ちはじめ、探偵まがいの撮影・録音などを楽しむようになる。
一方、ノーマンは何故か全く興味を示さず、クレアは説明を繰り返しながら不満が募っていった。
やがて、クレアの心の中に忘れていた1年前の自殺未遂事件の記憶が蘇ってきた。なぜ忘れていたのか、どういう事情があったのか、自分のことなのに自分の記憶の曖昧さにも疑問を抱き、誠実に受け答えはするが行動が一致しない夫へも不信感と疑問を強くする。
≪私的にコメント≫
サスペンスホラーです。ということで、単純にドキドキとしながら見てください。あっという間に時間が過ぎちゃいます。とはいえ、新しい時間を刻もうとする夫婦の再出発。そこに待ち受ける疑問は、広大な土地のあるアメリカならでは。静かな空間だからこそ、気にかかった時から、その全てが気にかかっていく。
普通に日常でも隣の音が気にかかることはありますが、そこに少しの疑惑を入れてしまうとドラマが始まるかもしれませんね。