BarD オープニング | 気紛れな心の声

気紛れな心の声

気がついたこと 不意に感じたこと とりあえず残してみようって^^…最近は小説化しているけれど、私の書き方が上手くなるように感想くださいね

都会という街。そこに集う人々のひとときの息抜きの場、それはどんな街にでもある呑み屋とかわらないのかもしれない。ただ、繁華街という賑わいと離れた場所にある以外は…。
その店は、賑わう通りから一本路地に入ったところにある。と、いっても比較的大きな道路に面しているので人通りはある。真新しい斬新なデザインのビルにある小洒落たバーに通う人からすればそこにはいる人は珍しいだろう。古ぼけたビル、地下に向かう階段、ひっそりと開店を教える看板、それがその店を見付ける目印なのかもしれない。
7段ほどの階段を下りると重厚そうな扉がある。まるで拒むようにそこに。
そのドアに小さく張れたプレート。『Bar「D」』。そこに入るのは少し勇気が必要なのかもしれない。