(前日からの続き)
まちがっちゃいけないんで
いっときますけれど
業ってのはやさしくいえば
とらわれ、こだわりです
ただ
寂しいとか辛いとか
その瞬間
ぐっと人間が
味わう気持ちね
これは大事なんです
それは人間の気持ちなんですから
我々が
神様の分生命だからって
人間を
肉体身をすぐに脱ぐってわけにはまだ
ゆかないんですから
胸にきた
人としての心を
抱くってことは大事です
ただそれを下手に持続させちゃうと
つもらせちゃうと
業になるんです
抱いて
パッとはなすということですよね
これが大事なんです
そのためにも
自分の心をみつめる
座におりてゆく覚悟をつけるって
ことが大事なんです
心を大事にして
世界平和の祈りを唱えて参りましょう
昭和62年2月13日 午前