神様
私は
あなたを
愛します
慕ってます
という心が
私は
若い時から
強い人間でした
完全円満
人間神の子
という
ことは
そのとおりだと
おもいながら
この世の中の
不幸に
うちひしがれる人々を
世の中に
生きてゆくということの
現実の
厳しさを
神様は
どんなふうに
考えていらっしゃるんだろう
我々人間は
どう考えれば
いいのだろうと
思案しつづけたんです
勿論
その時も
神様の
愛を
一ぺんだって
うたぐった
ことは
なかった
それで
愛し
慕いつづけている
神様に
私は
うまず
たゆまず
祈りつづけたわけ
汝のいのちは貰った
覚悟はよいか
と言われた時も
何も
考えなかった
ただ
とっさに
ハイ
という返事が
出たんですね
そのときには
私自身が
すっぽりと
神様のなかに
入ってたんです
愛するとか
慕う
とかいうのを
通り越しちゃって
任せてたんです
私が
こういう
すべての
地球世界の
業を
引き受けて
世界平和の祈りの
もとに
大そうじをする
光明をしらしてゆく
仕事をしに
生まれてくるって
ことは
もう
ずっと
前から
決まってた
ことですけれども
覚悟はよいかって
いわれた時に
一たん
個人個我としての
五井昌久は
きえたんですね
それで
直霊の
本来の
自分と
出会って
まあ
それから
いろいろ
あったわけですけれど
私が
人間の心を
五井昌久の
個性を
持ったまま
こうして
語りつづけてきたって
ことは
これは
大事なことだと
思うんです
人間というのは
本来
そういうものなんだ
ということね
神がかりにも
ならずに
ごく普通に
あたりまえに
くらしていて
それでいながら
人の心が
スーッと
わかる
奥の奥の
天命を
みせられるって
ことですね
(つづく)