(前日から続く)
しかし地上に生活していると、やっぱり
食べることが大事、寝ることが大事、本当に
大事なことで、忘れちゃ困るし、肉体を
可愛がってやらないと困るけれども。ただ
食べるため、お金をもうけるため、立場を
守るために肉体はあるんじゃない。現れて
いるんじゃない。肉体がすべてじゃない。
その奥の奥に、本当に自由自在な自分という
存在がいて、その自分というのは神様と
キッチリつながっているということを
考えてゆきますと、何をなさなきゃいけないか、
何をしなきゃいけないかということになる。
やはり徹底して自分を無くしてゆく時に
本当に大きな働きが出来る。それは自分が
させてもらえる。自分で何かをやろう
といっても何事も出来ない。何事かをしよう
とする時に、祈ってごらんなさい。祈ると
本当に思いもかけない道が開いて来たり、
それから思いもかけない援助が来たり、
お金が必要だと思っているとお金が入って
来たり。でもお金だけが欲しいと思うと
入って来ないんです。お金だけが欲しいとか、
地位だけが欲しいとか、そういう欲というのに
からんで、それだけを欲しい欲しいと思うと、
来るかもしれないけれど、念の入ったものが
入って来る。体が痛んだり、病気になったり。
(翌日へ続く)