最近では数日おきに5kmほど歩くことにしています。

本当は毎日歩いた方がいいのでしょうが、運動は義務感ではなく、能動的に楽しくやる方が効果的らしいので、天気や気分のいいときにだけ。

それでも、定期的に歩くことでずいぶん疲れにくくなりました。

ランニングが趣味だったので、できれば走りたいところですが、ここは無理せず焦らず。

 

がん専門病院での栄養指導では、「体も回復してきているようなので、もう何でも食べていい」とのお許しも出ました。

念のため「アルコールは?」と聞いたところ、「おすすめできません」ときっぱり。

まあ、そうですよね。

以前はお酒、特にワインが大好きでしたが、がんと診断されてからはノンアル生活に。

これにも慣れました。

 

幸いなことに、2月2日に受けたオプジーボの副作用も今のところほとんど感じられません。

ただ、術後の定期検査(私が通っているがん専門病院は4ヶ月に1回)がまだなので、体内がどうなっているのかはわかりません。

体のどこかが痛むたびに「再発か転移では?」と疑心暗鬼になる毎日ですが、がん患者であればこれは一生ついてまわるものなのでしょう。

 

術後、外出をためらう原因となっていた咳も、まだ突然出ることはありますが、徐々に治まりつつあります。

 

こうなってくると、頭をよぎるのは仕事への復帰です。

自営業なので、いつまでも休んでいるわけにもいかず。

来月ぐらいから再開しようと考えていますが、不安も尽きません。

基本的に仕事場は自宅なので毎日出社する必要はないけれど、仕事先に出向く必要があり、仕事によっては遠出したり地方に出かけたりすることも。

その移動中や仕事先で具合が悪くなったらと考えると、それだけで気分が悪くなりそうです。

とんだヘタレです。

今月はとにかく、体調を万全に整えることに注力したいと思います。

 

ただ、昨年夏、食道がんと診断されたときは「これで人生終わり」と思い、2024年を生きることはできないだろうと絶望していました。

それが、治療を始めてからというもの、日進月歩の医学の恩恵を受け、生き延びることができ、仕事復帰まで考えられるようになりました。

そのことへの感謝は、忘れずにいたいと思います。