2023年10月23日に食道亜全摘手術を受けてから、昨日で半年が経ちました。

心身ともに浮き沈みはありましたが、山を一つ越えたような感じがします。

 

ずっと悩まされていた空咳は、術後4か月ぐらいでぴたりと治まりました。

術後3か月のときは、まだ息を吸い込みにくかったのですが、今は深呼吸ができます。

手術でダメージを受けた肺が少しは回復したのかもしれません。

 

手術の傷跡はいまだに引きつりや違和感がありますが、以前に比べてましになりました。

恐れていた就寝中の逆流は、1回ひどい目にあっただけで済んでいます(夕食に食べた揚げ物が原因かなと)。

疲れやすさも随分軽減されました。

 

ただ、首まわりの不調は、まったく回復していません。

起床後は首の傷跡の痛みから始まり、食事中は喉の内側が迫り上がって苦しくなるというパターンはずっと変わらず。

飲み込めないということはありませんが、ものすごく不快です。

 

喉のせいで食べることに不具合が出ることも問題です。

食べているときに喉がせり上がってムクムクする(この表現が合っているのか?)のと格闘しなければならないので、食べることが面倒になることもしばしば。

 

でも、食欲がないという状態ではないので、量はほどほどですが激辛とか油分たっぷりのもの以外は何でも食べられます。

と、調子に乗って食べていると、もちろんダンピングはやってきます。おP様とともに😅

こればかりはもう対処のしようがないので、今後もお付き合いしていくしかないのかなと思っています。

 

食べることに関してはこんな状態なので、いまだに恐怖心から外食はしていません。

今月初めに友人が車で迎えにきてくれて、カフェでお茶したぐらいです。

このときは飲み物だけだったので、特に問題は起きず、かなりの時間しゃべり倒しました。

最初は声が出にくかったのですが、しゃべっているうちに勢いがついて、以前の感覚を取り戻すことができました。

喋ることもリハビリの一つだなーと☺️

 

手術前、術後はもっと大変な状態が続くだろうと覚悟していました。

確かに術後1、2か月はひどいものでした。

食べられないだけでなく、体力がなくなり、何もできないことが情けなくて、人間やめたくなるぐらい。

でも今は、少しずつだけど回復してきていることは実感できます。

今年いっぱいはオプジーボの治療も続き、まだまだ再発・転移の心配は尽きませんが、今のところ心穏やかに過ごすことができています。

本当に生かされていることに感謝です。

 

今日もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。