一歳を過ぎてから哺乳瓶からスパウトに移行しました。
しかしスパウトからストローに移行する事がなかなか出来ず、周りの友人や身内からコップを持たせたらいい。
目の前で飲むところを見せたらいい。などアドバイスを沢山もらいました。


しかし育児本が大好きな私は基本的な事は全て試していました。

なぜうまくいかないんだろう。

もっとこうしたら?

私の事を思ってのアドバイスとわかっていても
その言葉がだんだんと刃の様に感じてきたのです。

そうすると誰にも聞きたくない。

うまくいかないのは私のせい?

不安な気持ちはぐるぐると悪循環を引き起こします

スパウトを隠します。

コップを渡すと投げ飛ばしてしまいます。

水分が取れなくなるのです。

歯が生えて先端がボロボロになったスパウト

穴が空いてこぼれてきます。

一気に口に流れ込む水に咳き込むみっちゃん。


新しいスパウトを与えるしかありませんでした。

結局3歳頃までスパウトを使っていました。

新しい物への移行には
かなりの時間がかかります。


そして後から気付いた事は
ストローを吸う力が弱かったこと。

そして模倣する力がまだ、みっちゃんの中で定着しておらず、これは飲む為の道具として受け入れるのに長い期間が必要だったという事です。


これが初めて「こだわり」という言葉を知るきっかけとなった出来事でありました。