昭和の男・・・

 

昭和の男って、人それぞれのイメージがあるかと思いますが、ある程度共通認識があるのではないかなぁ?と思います。

 

これは、まるっきり私見です。

 

自分自身もまだまだ根っこが残っております、ので、自分の改善を図る意味でも

掘り下げてみたいと思います。

 

昭和の時代

 

昭和の時代って何だか昔に感じてしまうくらいの今になって来ているなぁと思います。

何故か?

あまりにも、身の回りの環境の変化が早すぎると思います。

 

一番の要素と思うのは、携帯電話

 

これは、自分も便利に使わせてもらって来てますが、結果、便利なのに生活は何も変わらず、ただただ忙しさに拍車をかけていると言う印象です。

 

本来、便利であるものは人を豊かにする物と言うのが自分のイメージですが、便利が

逆に作用している事も多くあると思ってます。

 

このキーワードは、改めて別に持ち越します。

 

昭和の時代は戦争もありました。

昭和の時代の前期とします。

 

中期は、その復興に向け産めよ増やせよと人口も増え、産業も増え、高度成長期へとつながります。

 

後期は、その高度成長期の飽和を迎え

一般的に言われているバブル崩壊と言う

不景気を迎えます。

 

ざっとこんな印象を持つ

昭和の時代。激動の時代。

 

この時代を生きて来た父に育てられた

自分。

 

極貧を経験し、好景気を経験した父

 

誰しも、お金と言うキーワードが大きく、大きく心を占める事になる

昭和の時代。

 

無かったものを手にするには、お金が必要。

 

それは、一番の食べ盛りの時に

お腹を満たされなかった思い。

 

その思いを解消するべく、一所懸命働く。

 

それだけで事がすめば、みんなが満たされ

笑顔の世の中だったと思う。

 

しかし、お金を得るために作り上げたものが逆に人を縛り上げていく物へと変化したと感じます。

 

父は、衣食住これが人間には必要で

この仕事なら無くならいと言う事を

若い時に言っていた。

 

確かに衣食住は、人間として生きる為には

最低限必要な事と自分も思う。

 

しかし、欲が少しでも多く出てしまうと、

逆に絡め取られてしまう可能性が大きくあると思います。

 

それは、簡単に言うと借金だと思います。

 

仕組みとしては、手元に無くても時間をかけて払うことで大きな買い物が出来ると言う事ですが、これが大きな落とし穴になる可能性が高いと思います。

 

なぜか?

 

期間を長く返すと言う事は、

その期間内に、様々な変化が起こるからです。

 

その、様々な変化は想定外の事が多くあり

その為に返済する事がままならないと言う

可能性があるためです。

 

しかし、返済を待ってもらうと言う事は

現実的に難しく、それが為に追加負債を増やしたり、無理をして働く事になったりします。

 

お金も本来、人が豊かに過ごす為にある

道具の一つであるべき物だと思ってますが、どうもその要素よりも違う働きをしていると感じてます。

 

父の仕事を引き継いだ自分ですが、 

仕込まれている若い頃に言われた一つの事は、 

「道具に使われるな、道具は使うものだ」

と言う事がありました。

その時には、道具の生かし方、発想による使用方法の多岐化として受け取ったのですが、今想うことは、

電話もお金も道具なのにな。と思います。

 

どうやら、道具に使われてきている時間が長くありそうです。

 

昭和の男

 

家族の幸せを願い、一所懸命働く

 

だけど、何だか家族も自分も楽しくない

楽しめない。

 

けど、頑張っていることを理解してほしい。

 

飲みに行くのも仕事のうち。

ゴルフに行くのも仕事のうち。

本当に、心の底から楽しめているならば

良いことだと思うけれど、実際

そんなことは稀有だと思う。

 

誰が飯を食わしてやってるんだ!!

 

のセリフは、さすがの親父でも言った事は一度も無い。

でも、様々なイライラが重なった時に

出かねないセリフかと思う男心。

 

なんでだろう?

って考える暇もないほど仕事する。

 

これが、2011年までの自分かと思います。

 

決して昭和の男がどうとかこうとか

無いのですが、大きなキーワードには

なるかと思います。

 

昭和の前の大正、大正の前の明治

明治の前の江戸時代

 

と、今から見ると昭和は江戸時代に感じられてしまうのは自分だけ?

 

江戸時代を今から見ると

年数で見ると、155年前

 

年号でみると6個前

 

 

今から昭和を見ると2個前

年数で見ると、98年前

 

昭和から江戸時代を見ると3個前

年数で見ると、61年前

 

やはり、江戸時代として見ても良さげな

時間が流れていそうです。

 

すると、ちょんまげが残っていないように

古き良き時代の昭和も無くなって行ってしまう気がしてなりません。

 

古き良き昭和。

 

つながりが多くあったと思います。

 

個性豊かな事が当たり前だったと思います。

 

なぜだか、最近はそのように感じることが難しいと思ってます。

 

ずれて来てしまいました。

 

昭和の男

良くも悪くも、くせが強く人情味溢れる

男性像と言うのが私見です。

なので、人の言う事を素直に聞きません。

(うちの親父だけか?)

 

頑張り過ぎて生きて来た男

 

それが昭和の男かなぁと思います。

 

そして、今の自分もちょんまげを結っている気分位の時代錯誤を感じる事がちょいちょいあります。

 

みなさま!

昭和の男 大事にしてください!!!(笑)