また、テレビドラマのお話…
ドラマ好きね～という声が聞こえますが、アプリで過去放送したドラマを家事をしながら見るのが、いい息抜きになっているのです
先日放送が終わってしまった『星降る夜に』というドラマ
その中の登場人物の深夜
彼は妻とおなかの子を同時にお産の時に亡くしました
その出来事がきっかけとなって、産婦人科医師となった彼は、過去の大きな悲しみに蓋をするように毎日を過ごしていました
10年もの間、妻と幸せに過ごした思い出のある家には住むことができず、そのままにしていた深夜
でも、周りの仲間と関わる中で次第に気持ちが変わっていき、遺品整理をすることで一歩進もうと決心します
遺品整理士が作業を進めていき、家の思い出の物が段々と無くなっていく中で、深夜は戸惑いつつもしっかり自分の気持ちに向き合い、亡き妻との思い出が次々に甦ります
しばらくして家の片付けが終わった報告を受け、何も無くなった部屋をひとつひとつ見て周り、最後に遺品整理士から渡された箱には、亡き妻が生前用意していたプレゼントが入っていました
ここで初めて深夜は自分の心に正直になって感情をあらわにし、今まで蓋をしていた大きな悲しみを涙と共に溢れ出します
愛する妻との思い出のある物が無くなっても、一緒に過ごした愛しい時間は何一つ失うことなく、しっかり深夜の心の中に入っている…
だから彼は前を向くことが出来たのですね
亡くなった奥さんも同じく、旦那さんとの思い出をたくさん携えているはず
肉体はありませんが魂は永遠であるので、存在していますし、深夜と共に過ごした日々の思い出の数々は、しっかり刻み込まれているでしょう
どんなにたくさんのお金や高級品も、地位も名誉も霊界には持って行けないけれど、
この世で体験した楽しいことや嬉しいこと、または苦しみや悲しみは全てが宝物であり、それらはひとつも残すことなく魂に刻み込まれて霊界へと持っていきます
霊界へと持参できる宝物を増やすべく、しっかりこの世で生きていきたいですね
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