あれよあれよと救急車で運ばれた私ですが、

いよいよ転院先に到着します。

 

前回までのあらすじはこちら↓

 


 

ストレッチャーで運ばれた先は

手術室のようなところ

そして分娩台に乗せられました。

この時点で私の緊張はMAX


 

医師2人と看護師さん6名に囲まれ、

色々な検査、点滴の差し替え、

採血などを一気にされ、

あまりの圧迫感と、

もうこの先自分で

トイレに行けないかもしれない

という恐怖で過呼吸気味にガーン


 

看護師さんに手を握ってもらい、

「どこが痛い?」「何が苦しい?」

と聞かれて、


怖い~!あと、

この後トイレにいけますか?

と泣きながら絶叫する私。


行けるよー、この後トイレ行けるよー

という異例の励ましを受けながら、

 とっても長く感じたいろんな検査は無事終了

この時点で子宮頚管長は16mmでした。



 

一生懸命、私の状況を転院先の医師に説明し

最後に私に、「頑張ってくださいね!」

と声をかけてくれたM先生とは、

顔をM先生に向けられないまま、

お別れになりました。


 

ありがとう、M先生。

 

きっと毎年七夕の日は、

緊張した面持ちで、

白衣に大量のカルテを入れた

肩掛けバックを下げて

付き添ってくれたM先生を思い出します。



つづく

 

~その日の転院先の昼食はそうめんだった

病院食でたまに食べる麺類は美味しい~

 

 

~七夕だからか和菓子もついていた~