前回の続きです。
妊娠21週でNICUのある病院へ転院した時の事を書いています。
前回はこちら↓
~あらすじ~
シロッカー手術を申し出るも、
主治医のM先生に断られ、
途方に暮れていた私。
赤ちゃんはいつ出てきても
おかしくない状態の子宮頚管長。
最後の望みは市立大学病院でやっている
ペッサリーの治験でした。
そして私は、
主治医のM先生に市立大学病院が
ペッサリーの治験をやっていること、
一縷の望みをかけて、
市立大学病院に転院したい事を伝えます。
すぐさま優しいM先生は、
教授に説明し、転院の前例がない
市立大学病院に電話をしてくれました。
その結果・・・。
「市立大学病院、受け入れてくれるって。
あと1時間後くらいに救急車が来るので、
転院しましょう!」とM先生。
う、うそでしょ?
私、今、朝ごはん食べてるじゃん?
もぐもぐ
え?転院したらシャワーも
浴びれなくなるかもしれないから、
最後にシャワーを浴びたかったのに
急いで、荷物をまとめたり、会計をしたり。
てんやわんやしているところで、
救急車到着
車椅子で、運ばれたため、靴を履いておらず
掃除のおばちゃんが、救急車まで走って
届けに来てくれるという、
てんやわんやっぷり。
M先生も救急車乗り込み、
一緒に行ってくれるとのこと。
わー、初めての救急車
と感激する暇もなく、
「今日の日付は言えますか?」
と救急隊員の人
「え?今日の日付?何日ですか?
長く入院しているからわからないです。」
と私
思い返せば、その日は七夕でした。
そんなこんなであれよあれよと、
私を乗せた救急車は
市立大学病院に到着します。
つづく
〜入院中のスリッパは水に強いのがよい〜
〜でっかいタンブラーは必須〜