先日
いわきの友達に会いに行った際
“語り部ツアー”に誘われていました。
“語り部”と聞いてはじめは
民話の語り部ツアーなのかと
思ってしまったのですが、
そうではなくて、
東日本大震災の“語り部”でした。
語り部と共にあの時の被災地を巡る
バスツアーでした。
いろいろな土地でいろいろな方が企画されているようです。
せっかくの機会だからという思いもあったのですが、
“今の”私では、消化不良を起こして
せっかくよくなってきた体調を
またくずしかねないと思い、
遠慮しました。
けれども。
ずっと気になっていました。
なにか出来ることはないだろうかと
思いながらも
せっかくの知る機会を
スルーしてしまったことを。
私はただ観光でいわきに行ったことを
どこか後ろめたく思っていたのでした。。。
たまたま辿り着いたblogを読んだら
そんな気持ちが楽になりました(^^)
そのblogのその記事は
語り部ツアーに参加した方が、その時の様子や思いを書いているのですが、
その記事の中に、語り部の方のこんな言葉が紹介されていました
「“観光”という字は“光を観る”と
書きます。
ここには、災害でどんなに町が
破壊されても復興させる、生きる、
生き残る、という強い光があります。
その光をまた、みなさんどうぞ観に
来てください。
そして、皆さんが再びこの地を
訪れてくれることは、私たちに
とっての光でもあります。
だから、観光でいいんです。是非
また、この土地に観光でいらして
ください」
※こちらのblogから転記させていただきました。
http://s.ameblo.jp/profilewriter/entry-12139065018.html
観光だからこそ、
そして
五年経った今だからこそ、
足を運べたのかもしれません。
観光とは言っても、少し注意深く見れば、震災のあとはみてとれます
わかっていたつもりでしたが
写真や映像で見るのとは全然違いました。
私にとっての最初の一歩は
“訪れて、今のその地を感じる”
というところ、
つまりは観光からでした。
足を運んだ結果、その前と後では
とらえかたが大きく変わりました。
そして。
今年の目標がひとつ出来ました(^^)
今年中に、いわきよりももっと北の
地に観光に行こうと思っています。