『わかる』ということ | hikari-to-tomoniのブログ

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より自分らしく、楽に生きるために、
感情のデトックスをすることにしました。
その経過を、日々感じたこと等に織り交ぜながら、
書いてみたいと思っています。
とは言っても、気張らずに、気分のままに、
いろんなことを書き綴ってみます(^^)

昨日の記事『からだへのアプローチ  「ニュー・カウンセリング」』の中で
ご紹介したワークショップですが、
とても印象深かったことがあります。


ワークショップは、伊東氏の著書
『ニュー・カウンセリング』の中に
記されたワークから、その時々で選択されて、行われます。


立つ、座る、横になる、等した時の
身体の状態を感じる。
歩き方の違いを感じる。
自然と対話する。
音楽をきく、踊りたければ踊る。
…etc.


事柄だけみると、
身体で感じて、シェアするだけですから、何をやらされているんだ、と
思う人もいるのではないでしょうか。

特に、“感じる”ことになれていない人にはなおさらだと思います。


実際、ワークショップの場で、
これで効果があるとは思えないという発言をした方もいました。

それに対して
伊東氏は反論するのでもなく、説明をはじめるのでもなく、
効果がないと思えるその理由をまず問い、ワークを受けてどう感じたかを詳しく聴き、その方の発言の根っこにあるものに耳を傾けていました。
ワークの後もその方と静かに話しあっていました。

カウンセリングで大切なのは
“関係性”です。

その時は、
3泊4日のワークショップが終わるまでに、その方と伊東氏の関係性に変化があったようで、

その方は
『ワークが終わる頃になって、ようやく意味がわかった、話をしてよかった、参加してよかった』と言ってお帰りになりました。



シェアの場で、効果がわからないという発言をしたその方も、
その方の想いを受け止めた伊東氏も、
どちらもすごいなと思いました。


当たり前といえば、
当たり前かもしれないけれど、

おふたりとも、感情的に話すのではなく、その時の自分の想いをきちんと形にして相手に伝えるということをしていたし、相手の想いをわかりたいと思って話していたから。


これが上手くいかないと、『けんか』や『クレーム』になるんですよね(^^;


わかってほしいなら、まずわかろうとしないと、なんてよく言われますが、実際にはなかなか出来ていないことが多い。


このおふたりは、そのやり方を私たちに見せてくれたんです(^^)


こんな素敵な時を共有させていただいたおふたりには今でも感謝ですビックリマーク
(*^_^*)