本「わたしが『わたし』を助けに行こう」 | 夢と希望と宝塚

本「わたしが『わたし』を助けに行こう」



一日で一気に読んでしまった。

「部屋を汚くしているのは心を守るため」
「忙しくしているのは心を守るため」
「問題だと思っていることは、心を守るために行われている」

のような内容に、納得しかなかった。

ここ一年、自己分析しながら、薄々気付いていたことがある。
「バスの発車時刻ギリギリになるように家を出て走ってしまうのは、考えたくない事から気を紛らすためかもしれない。」
「部屋を片付けたくないのは、今の自分に真正面から向き合いたくないからかも。」
そんなことを考えていたので、この本を見付けた時は、飛びついて買ってしまった。

宝塚の話題を。
「ハラスメントは認めるが、悪意はなかった」的な発言が物議を醸した阪急阪神ホールディングスの株主総会。

問題発言の数々は、何に怯え、何を頑なに守っているのだろうか。

演出家の原田諒の件。
才能あふれる方がアッサリとクビになり、驚いた。
なぜ、今回の痛ましい事件では、誰もクビにならないのか不思議で仕方がなく、謎すぎて恐怖すら感じる。「それなら原田諒を戻してほしい」のブログ記事を読み、同感。原田諒の件では、亡くなった人はいない。

「わたしが『わたし』を助けに行こう」を読み、阪急阪神ホールディングスの上層部の方々は、何に怯え、何を守ろうとしているのかと、考えてしまった。大株主?何なのだろう?