宙組再開を手放しで喜ぶOGの方々
宙組再開を手放しで喜ぶOGの方々のことを
何人かのブロガーさんの記事で知りました。
私が正直に感じたことは
「手放しで喜ぶなんて、子供っぽいな。」
です。
追悼の意も何もなく手放しで喜ぶなんて。
幼くて未熟で純真無垢な印象を持ちました。
まるでコロナ禍で公演ができなくて、再開した時と同じテンションと言葉のようです。
東日本大震災の時に公演ができなくて、再開した時とも似ています。
OGの方々が、まるで天災が原因で公演がストップしたかのように扱うことに、改めて宝塚の深い深い闇を感じてしまいました。
もしかすると宝塚の魅力のひとつに、「幼くて未熟で純真無垢」な一面があるのかもしれません。
OGが、いつまでも永遠の少女のように見える人が多いのも、純真無垢なままの方が多いからかもしれません。
「洗練された大人の女性」像は、宝塚とは相反するものなのかもしれません。
私が感じる宝塚の魅力は、浮世離れした世界観、いつまでも透明感のある心、いつまでも青春時代のような方々、というのがあります。
ふと、思い出したのが、茂木健一郎さんがジャニーズの「上手に歌うな。下手に歌え。」という指導を批判していたことです。
未熟で未完成な少年性が売りなので、あえて下手に歌うように指導されていたとか。
日本の芸能界や多くのファンが、未熟で幼いことを憂いていました。
ただ、茂木健一郎さんが宝塚を初めて観た感想をユーチューブで見ましたが、宝塚を大絶賛していました!
宙組のデリシューのマカロンを持って、興奮して力説さていたのが、ものすごく印象的でした。
話が少しそれてしまいましたが、日本は戦後、未熟で幼い文化が、もてはやされたのかもしれません。
日本の多くが、ピーター・パン症候群なのかもしれません。
きっと、偉い方々が、既にとっくに分析し、「沈黙は金」と思っているのかもしれません。
多くの利益を独占している人々を敵に回さないように、沈黙を守っている方々が、いるのかもしれません。
宙組再開を手放しで喜ぶOGの方々の純真無垢な心は、宝塚の教育の賜物だと感じてしまいました。
私は、そんな一面も含めて、宝塚のとりこになっているのかもしれません。