ありのままを否定されまくった私は、
ありのままだから否定される
ありのままだと受け入れられない
もっとすごくならなければいけない
と大きな勘違いをしました。
だから受け入れられるために
あれやこれやいろんなことをしました。
夏目友人帳の5に、笠をかぶった小さな
あやかしが出て来ます。
ある日妖は神様に出会い、しばし
楽しい時を過ごしました。
けれど神様は「もう行かなくてははならない」
と言って突然旅立ってしまいました。
小さな妖が連れていって欲しいと
頼んでもダメでした。
それでも諦めきれかった妖は、
神様の旅路を知り、今一度嘆願するため
待ち伏せします。
「美しく着飾れば高貴に見えて
きっと連れて行ってくれる」と信じて
こんな格好をして待ちます。
お花で着飾るの図
神様に出会えた小さな妖は勇んで嘆願しますが、
またも断られてしまいました。
妖は表を着飾ってもダメなのだと悟り、
内を磨くと決心します。
そうしたら救いの手が差し伸べられました。
なかなか深い話でしょ?
私もこのおチビと同じでした。
もっと立派にならなければと外側を
取り繕うことばかり考えました。
でも大事なのは内。
ありのままの私を受け入れてくれなかったのは
ほんの一部の人。
その人たちに惑わされることはなかったんです。
子供にとっての親は絶対だから、
子供の頃はそんなことわかりませんけどね。
でも人生を重ねれば知ることができる。
すごい私でなければ相手にしてもらえない、
と言うことが幻想だったと理解できる。
私もそれをやっと手放せます。
私は私の霊力ですごいことをしようとしました。
でも本当に力のある者は、その力を誇示したり
することは絶対にありません。
「あなたのためにこの力使うから仲良くして」
なんて言わなくても、自然とその力を知ることと
なり、自然とその力に惹かれて行くもの。
力だけではなく人柄も同じ。
私は振り向いて欲しくてかなりうっとおしいこと
をしていたようです(///ω///)テレ
ニャンコ先生はたかしくんの用心棒を
しています。妖怪の氣に当てられて
すぐ熱を出すたかしくん。安易に妖怪と
関わっていつも大変な目に遭うたかしくん。
なのに懲りないたかしくん・笑
はっきり言ってヘッピリです。
そんなたかしくんを「見てられない」
と呆れつつ優しく見守るニャンコ先生。
たかしくんはニャンコ先生に特別な
ことはしていません。
たまにせがまれて七辻屋のお饅頭や
お団子を買ってあげるくらいです。
それでも保たれる信頼関係。
プーもそうです。
私は特別なことはしていません。
自分の力を誇示するようなことも。
ただ当たり前にご飯やお水やトイレや
おやつの欲求に応え、
あとは寄り添っているだけです。
それでも築けた信頼関係。
こんなに身近に好例があったのに、
それを参考にしないできないとは・・・。
信頼関係は無理に築こうとするもの
ではなく、自然に築かれて行くもの。
なのに随分悪あがきしました。
ものすごい貢物をしなければ
振り向いてもらえない
相手にしてもらえない
仲間に入れてもらえない
と思っていました。
だからライトワークもすごいことを
しなくちゃダメだと思ってて・・・。
でもすごいものを差し出す必要なんてなくて、
「七辻屋の饅頭」(手土産)くらいの軽い
氣持ちでよかったんですね。
もっと言えば想い一つでよかった・・・
ヤレヤレ、随分大袈裟に考えていたものです。
そうか、しんどかったわけだ。
私が「すごい私ではないと認めてもらえない」
と思っていれば「すごくない私は認められない」
と言う現実が続く。
「すごくない私でも認められる」と思って
いれば、そう言う現実が始まって行く。。。
否定されて引っ込めてしまった
「ありのままの私」
をもう一度引っ張り出してみます( ❁´ `❁ )♡
もう一度「ありのままの私」で立ってみます。
あなたの前に・・・
私は私のままで認められる!