U-NEXTで毎日夏目友人帳を見ています。
昨日見たシーンでとても心揺さぶられるものが
ありました。
妖が見える夏目君は、幼少期、みんなから嘘つき
呼ばわれされたり気味悪がられたりしました。
人から疎まれた記憶しかなく、人を遠ざける
ようになります。妖も嫌いではないけど
好きでもないという感じだったのが、少しずつ
人にも妖にも寄り添おうとする心が芽生えます。
ただ優しすぎるが故に、妖と接するにあたり
「その優しさが命取りになる」と用心棒の斑
や妖が見える先輩の名取さんに再三釘を刺され
ます。
大事にしてもらえる仲間や家族を得て、そんな人たち
を守りたいと思うようになる夏目くん。
守りたいがために、自分と関わると迷惑をかける
と遠慮してわざと距離をとったり、甘えることを
しなかったり。
名取さんと関わるうちに「自分は何ができるのか。
妖が見える自分の力をどう役立てられるのか」
と考えるようにもなります。
斑や名取さんによると、夏目くんは妖力の強い人。
だけど本人にはその自覚がなく、名取さんと
協力して妖を封じた後、
「こんな自分が役に立てて嬉しい」と言ったら
名取さんに「卑屈なことを言うな」と諭されて
しまいました。
その後名取さんはこう続けました。
「何を焦っている?人間は無茶したって
強くはならない。まずは自分を知ることだよ。」
私が揺さぶられたのはこのシーンです。
夏目くん同様、「自分なんかいないほうかいいんだろう」
と思って心閉ざしていた時期を経て、少しずつ
外に心が開けるようになってきて、自分も何かが
したいと焦って・・・と言う段階を経ています。
そう、夏目くんのこんな言葉にも琴線が引っかかりました。
自分を知らなければ何ができるかなんてわからないのに。
私は自分にどんな力があるのかも正確にはわかって
いません。
知らないから動けない(何ができるかわからない)
んだと氣がついて、本氣で自分を知ろうと思いました。
あと、優しさだけでもダメなんだとふと思いました。
ここぞと言う時には強さも必要だと。
私はゴールデンウイークに入った頃から
胃部と腹部の膨満感に悩まされていました。
でも全然良くならないのにうちにあった胃薬を飲んで
やり過ごしていました。
これではダメだと思って新しい胃薬を買って飲んで、
そのあと「このままでいいのか」と言う氣持ちになりました。
ズルズルと不快感に悩まされたままでいいのか・・・
プーも本当にこのままでいいのか・・・
そんなの嫌だ!
そう思ったら少し前に感じた「霊障か?」と言う
疑念がまた浮かび、天の者たちにいつもより
しっかりした口調で「もし霊障なら払ってくれ。
家も土地も部屋も清めてくれ。」と
頼みました。プーのことも一緒に。
思えばいつも軟弱な頼み方でした。
頼むときは強くしっかり頼まないといけないんだ、
と思いました。
頼むとすぐ体が揺れ出しました。
宇宙からのエネルギーを感知すると体が揺れます。
しばらく揺れは続きました。
そして膨満感が和らぎました。
そのまま寝ました。
明けて今日、プーの声は少し出ていました。
そして起きてきて居間に行くと、部屋の氣が軽い
と感じました。
不在だった母が戻ってくると部屋が寒くなり、
出て行くと寒く無くなりました。
母が喋ると嫌な氣持ちになります。
以前母を浄めてもらってすぐはとても心地のいい
氣でしたが最近また不快になりました。
これは今までも感じていたこと。
だけどどうするとも決めずになあなあにして
しまっていました。
だけどもうこのままではいけないと思い、
この状況をなあなあにはしない! と
意思をしっかり持ちました。
「どうするか決める」と言うことを疎かにしていた
ことに氣がつきました。
無意識に決めなくてはいけないことを先送りにしていました。
プーのことも「軸がずれていたのではないか?」
と考えを改めました。
ぽわぽわしてていい時と、氣を引き締めてかからなければ
いけない時とがあるのですね。
年がら年中ぽわぽわしてちゃいけないんだ。
そして高慢でもだめだけど卑屈でもいけない。
優しいだけでもいけないし強いだけでもいけない。
時には強くあらなければ、と思ったのでした。
自分の力ももっと信頼します。
まだまだ流されている方が多かったです。
どうするのか真剣に自分に聞いてないことが
いっぱいありました。
自分の世界は自分が作るのだから適当ではいけない
と言うことも肝に命じました。
夏目友人帳は第6シリーズまであり、1と2と6を
見終わりました。ちょうど半分。
これからも夏目友人帳をテキストに、自分を磨いて
行きます。