こんにちは。亀有【ひかり接骨院】院長の生方一です。

 

約2週間ぶりの更新となってしまいました・・・m(_ _)m

 

ちょっと色々とバタバタしておりました・・・^^;

 

 

とりあえずまずは、ご報告から・・・・・。

 

 

この5/6より、ひかり接骨院は営業開始時間を

 

午前9:30~ → 午前11:00~ へと変更いたしました。

 

つまり平日は11:00~12:30、土日祝は11:00~15:00

 

とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

 

では本日の本題ですが、前回までのブログで中心を

 

失った下肢の各関節の偏位やそれにともなう軟部組織の

 

変性について書きました(前回ブログはこちら↓)。

http://ameblo.jp/hikari-sekkotsuin/entry-12155211338.html

 

 

今回は下肢と構造・機能上の相同性を見せる「上肢」

 

各関節がどのような偏位を見せるかということを

 

書いていきます。

 

最近、巷で「内巻き肩」という言葉が知られるようになってきました。

巻き肩.jpg

この現象そのものは何も今に始まったわけでなく、

 

社会人の職業の多くがデスクワークという状況が定着して以来

 

もうすでに何十年も前から、このような状況を呈する患者さんは

 

沢山おりましたが、昔は男性よりも女性に多かったという印象です。

 

最近ではこの症例に関する、ネット上の記事なども多く見られ

 

様々な原因や解決法などが語られております。

 

しかしそのどれもが的を射ていないというか、上肢全体を

 

見ていないのです。

 

ここで私が書こうとすることは、恐らく誰も知らないというか

 

考えの及んでいないことです。

 

 

ここで皆さんに前鋸筋(ぜんきょきん)」という筋肉を

 

紹介いたします。

DSC_0345.jpg

 

この筋肉は肩甲骨の内縁部から肩甲骨の裏側を通って

 

肋骨の側胸部あたりまで伸びている筋肉で、

 

その動きをイメージすることが非常に難しく、私達のような施術者が

 

学生の頃、試験問題に出されたくない筋肉の一つでした。

 

しかしこれが非常に大切な役割を担っているのです。

 

赤い矢印の方向に筋肉が収縮したときの肩甲骨の動きを

 

イメージしてみてください。

DSC_0545.jpg

図中の青いくさび形のものが肩甲骨です。

 

緑色が鎖骨、②が肩甲-上腕関節(いわゆる肩関節)、

 

③が肩鎖関節、④が胸鎖関節です。

 

この図は胸郭-肩甲骨-上肢の連動性を上から輪切りにして

 

見た図なのですが、①が前鋸筋です。

 

 

では、細かい説明はまた次回ということで・・・・・^ ^

 

 

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