こんにちは。亀有【ひかり接骨院】院長の生方一です。
前回のブログ↓
http://ameblo.jp/hikari-sekkotsuin/entry-12153983235.html
今回はその続きです。
軸を失った在り方における下肢の各関節がどのような状況に
陥るのかを具体的に解説いたします。
解りやすいように、「女性」の例を参考に進めます。
大体、上図のような感じです。
大腿部-下腿部の力(赤い矢印)が一致せず(軸にならず)
すれ違いを見せます。つまり上下からの荷重や衝撃の負荷が
関節の外に逃げるということです。
この在り方における主動作部位は膝から下、特に足趾・足根部
つまり足の趾(指)から足の裏の力主導で全ての物事がなされる
ということです。
次にこのような状況での、足趾・足根部から足関節・膝関節の
様子を示した図がこちらです↓
まず、着地するとすぐに母趾を中心とした足趾部に荷重し
強く踏みしめます(A)。この母趾を踏みしめる力に対する
拮抗作用が(B)という力ですが、爪先荷重で踏みしめると
必ず足関節の外側がグラつきます(D)。必ずです!必ず!!
(これをみんな知らない)そしてこのグラつきの余波が足背部や
にも母趾の関節にも及びます(E・H)。
言うまでもなく、これらD・E・Hの力は関節の偏位→捻挫を
起こさせるものです。
このグラつきを抑え込むために(B)が更に強力に緊張する
だけでなく、(B)に対する拮抗筋としてのアキレス腱(F)も
緊張を強め、それと一緒に足関節の内側の腱も緊張を強めます。
但し靭帯はたるみます。
そして荷重しながら踏み込む際の衝撃により、下腿部が外旋する力
が発生するのです(C)。
この(C)という力に加え・・・・・
上図のように母趾から膝関節の外側へ斜めに逃げる力
が同時に作用し続けることにより、膝関節は下図のような
状況に陥ることになります↓
左がニュートラルな膝関節で中央が下腿部の外転傾向を
見せる膝関節、そして右が外転傾向に加え外旋の力が作用した
ものですが、これにより関節の前内方へ力が逃げることとなり
こちら側の関節腔は広げられ緩くなるのですが、反対に外側は
隙間が詰まり、軟部組織も短縮を起こし、滑動性を失うのです。
このような状況は、特にハイヒールを好んで履く女性に顕著です。
顕著というよりも、ヒール部分できちんと立てている、世界的な
スーパーモデル以外はひとり残らずこのような状況に陥って
いるはずです。
次回は、各関節がこのような状況に陥った下肢全体の「意識」
というものがどうなってしまうのか?について解説いたします。
結構衝撃的な結末が・・・・・^^;
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