こんにちは。亀有【ひかり接骨院】院長の生方一です。


以前「重要!③-1」で上肢の関節の動きの解説をしました。
http://ameblo.jp/hikari-sekkotsuin/entry-12149680443.html


ところがその後、下肢の関節の動きを解説するのを忘れて

しまいました・・・^^;


で、今回は下肢の関節の動きを解説いたします。


これによって、上肢と下肢の構造だけでなく、

機能においても、その相同性を理解していただきたいのです。


ではまずこちらから・・・。

DSC_0815.JPG

これは股関節の屈曲・伸展という動きです。

下肢が前方へ伸ばされるのを「屈曲」、後方へ伸ばされるのを

「伸展」と呼びます。

「気を付け!」の姿勢を刷り込まれてしまうと「股関節伸展」

の意識が失われてしまいます。



では次に・・・

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これは股関節の外転・内転という動きです。

下肢を外方へ開く動きを「外転」、内方へ閉じる動きを

「内転」と呼びます。

この動きは「男らしさ・女らしさ」という概念の刷り込み

によって大きな制約を受けてしまう動きです。



そしてこちら・・・

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これは股関節の外旋・内旋という動きです。

この動きは股関節から下肢全体を貫く「軸」に則り、

内外に回旋する動きで、足先が外を向く動きを「外旋」

内を向く動きを「内旋」と言います。

この動きも「男らしさ・女らしさ」という概念の影響を

強く受けてしまう動きです。



続いてこちらの動きは・・・

DSC_0816.JPG

膝関節の屈曲・伸展という動きです。

いわゆる膝を伸ばす動きを「伸展」、曲げる動きを「屈曲」

と言います。

現代人は「気を付け!」により立つ・歩くといった動きを

膝から下の部位の力に偏って頼りすぎる傾向が強いため

本来、股関節の屈曲で為すような動きも「膝関節の伸展」

で代用してしまっているので、股関節の伸展だけでなく

屈曲の機能も失われてきているのです。



そして次は・・・

DSC_0819.JPG

足関節の屈曲・伸展という動きです。

つま先を真っ直ぐピンと伸ばす動きは「足関節の屈曲」

つま先を上に向ける動きは「伸展」となります。

また、足関節の伸展は「背屈」、屈曲は「底屈」という

呼び方もします。



そしてこちらは・・・

DSC_0820.JPG

足関節の内転足背部の外旋(回外)という動きで

こちらは・・・

DSC_0821.JPG

足関節の外転足背部の内旋(回内)という動きです。


足部は、足関節の屈曲・伸展・外転・内転に加え

足背部の内旋・外旋、更に趾(足の指)の動きも加わり

それぞれの精妙なバランスにより、複雑で繊細な動きを

作り出すことが出来るようになっており、この点は

上肢における手部と全く同じであることが

お分かりいただけると思います。



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