こんにちは。亀有【ひかり接骨院】院長の生方一です。
今回は少し「豆知識」的な記事です^^
上肢(いわゆる腕)と下肢(いわゆる脚)の構造の相同性
についてお話いたします。
上肢・下肢、較べてみると構造が大変よく似ているのです。
(上肢)
写真の①は肩甲骨、②は上腕骨、③は尺骨で④は橈骨
ちなみに③・④をまとめて「前腕骨」といいます。
続いて⑤が手根骨(8つの小さな骨からなる)で
⑥が中手骨、⑦が指骨
という感じです。
注目して欲しいのは、②に対して③・④がそれぞれ
関節を作り、③・④同士でも関節を作っていることです。
これにはちゃんとした理由があります。
その理由とは、②-③の関節は肘の曲げ伸ばしを担当する
のですが、②-④・③-④が機能することによって
③の周りを④が巻きつくような動きを作るのです。
これによって「前腕部の回旋」がなされるという訳です。
肘という部位は強い曲げ伸ばしの力を出せるだけでなく
曲げ伸ばしの動きに「回旋」というアクセントを加え
微妙な力加減を調整出来なければならないので
このような構造になっている必要があるのです。
⑤・⑥・⑦については何の説明も要らないでしょう。
細かい精妙な動きを表現出来るように、沢山の小さな骨が
それぞれ関節を構成しています。
では次に下肢です。
上から①’が腸骨、②’が大腿骨、③’が脛骨で④’が腓骨
ちなみに③’・④’を合わせて「下腿骨」といいます。
そして⑤’が足根骨で⑥’が中足骨、⑦’が趾骨(しこつ)
または「足の指骨」。
これらはそれぞれ
①=①’、②=②’、③=③’以下同様・・・・
のように対応させることが出来ます。
大きく違うのは、④’が③’とは関節を作っているものの
②’とは関節を作っていない点ですが、これも
大腿筋膜張筋の腱である「腸脛靭帯」を介して
動きの中での関係性を持っているので、関節に近い
状態です。
ですから肘~前腕部のように大きな回旋運動は
なされませんが、着地時の衝撃を緩和する程度の
回旋運動は存在しますし、仮に下肢全体をきちんと使う
訓練をしたならば、上肢とそれほど遜色のない動きを
実現することが出来るのです。
下肢に軸を通し、なるべく偏りのない動きを心がける
ということは、自身の無限大の可能性を開く
もっとも手軽な「鍵」であるとも言えるのです^0^
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口コミで評判の亀有【ひかり接骨院】
肩こり/腰痛/膝痛/ねんざ/むちうち/寝違え
腱鞘炎/ぎっくり腰/骨折などの各症状に
柔道整復師資格者による独自の施術法
腱鞘炎/ぎっくり腰/骨折などの各症状に
柔道整復師資格者による独自の施術法
(徒手整復/ストレッチ/運動療法)で対応
綾瀬・金町・松戸からも患者様多数ご来院
亀有駅南口から徒歩5分(亀有郵便局近く)
平日19時30分まで受付 日曜日/祝日も営業
各種保険適用・交通事故(自賠責)対応
03-6231-2438
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※往診についてもご相談ください
今回は少し「豆知識」的な記事です^^
上肢(いわゆる腕)と下肢(いわゆる脚)の構造の相同性
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上肢・下肢、較べてみると構造が大変よく似ているのです。
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写真の①は肩甲骨、②は上腕骨、③は尺骨で④は橈骨
ちなみに③・④をまとめて「前腕骨」といいます。
続いて⑤が手根骨(8つの小さな骨からなる)で
⑥が中手骨、⑦が指骨
という感じです。
注目して欲しいのは、②に対して③・④がそれぞれ
関節を作り、③・④同士でも関節を作っていることです。
これにはちゃんとした理由があります。
その理由とは、②-③の関節は肘の曲げ伸ばしを担当する
のですが、②-④・③-④が機能することによって
③の周りを④が巻きつくような動きを作るのです。
これによって「前腕部の回旋」がなされるという訳です。
肘という部位は強い曲げ伸ばしの力を出せるだけでなく
曲げ伸ばしの動きに「回旋」というアクセントを加え
微妙な力加減を調整出来なければならないので
このような構造になっている必要があるのです。
⑤・⑥・⑦については何の説明も要らないでしょう。
細かい精妙な動きを表現出来るように、沢山の小さな骨が
それぞれ関節を構成しています。
では次に下肢です。
上から①’が腸骨、②’が大腿骨、③’が脛骨で④’が腓骨
ちなみに③’・④’を合わせて「下腿骨」といいます。
そして⑤’が足根骨で⑥’が中足骨、⑦’が趾骨(しこつ)
または「足の指骨」。
これらはそれぞれ
①=①’、②=②’、③=③’以下同様・・・・
のように対応させることが出来ます。
大きく違うのは、④’が③’とは関節を作っているものの
②’とは関節を作っていない点ですが、これも
大腿筋膜張筋の腱である「腸脛靭帯」を介して
動きの中での関係性を持っているので、関節に近い
状態です。
ですから肘~前腕部のように大きな回旋運動は
なされませんが、着地時の衝撃を緩和する程度の
回旋運動は存在しますし、仮に下肢全体をきちんと使う
訓練をしたならば、上肢とそれほど遜色のない動きを
実現することが出来るのです。
下肢に軸を通し、なるべく偏りのない動きを心がける
ということは、自身の無限大の可能性を開く
もっとも手軽な「鍵」であるとも言えるのです^0^
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