こんにちは。亀有【ひかり接骨院】院長の生方一です。


今回は少し「豆知識」的な記事です^^


上肢(いわゆる腕)と下肢(いわゆる脚)の構造の相同性

についてお話いたします。


上肢・下肢、較べてみると構造が大変よく似ているのです。


(上肢)
DSC_0347.jpg

写真の①は肩甲骨、②は上腕骨、③は尺骨で④は橈骨

ちなみに③・④をまとめて「前腕骨」といいます。

続いて⑤が手根骨(8つの小さな骨からなる)で

⑥が中手骨、⑦が指骨

という感じです。


注目して欲しいのは、②に対して③・④がそれぞれ

関節を作り、③・④同士でも関節を作っていることです。


これにはちゃんとした理由があります。


その理由とは、②-③の関節は肘の曲げ伸ばしを担当する

のですが、②-④・③-④が機能することによって

③の周りを④が巻きつくような動きを作るのです。


これによって「前腕部の回旋」がなされるという訳です。


肘という部位は強い曲げ伸ばしの力を出せるだけでなく

曲げ伸ばしの動きに「回旋」というアクセントを加え

微妙な力加減を調整出来なければならないので

このような構造になっている必要があるのです。


⑤・⑥・⑦については何の説明も要らないでしょう。

細かい精妙な動きを表現出来るように、沢山の小さな骨が

それぞれ関節を構成しています。


では次に下肢です。

DSC_0802.jpg

上から①’が腸骨、②’が大腿骨、③’が脛骨で④’が腓骨

ちなみに③’・④’を合わせて「下腿骨」といいます。

そして⑤’が足根骨で⑥’が中足骨、⑦’が趾骨(しこつ)

または「足の指骨」。


これらはそれぞれ

①=①’、②=②’、③=③’以下同様・・・・

のように対応させることが出来ます。

大きく違うのは、④’が③’とは関節を作っているものの

②’とは関節を作っていない点ですが、これも

大腿筋膜張筋の腱である「腸脛靭帯」を介して

動きの中での関係性を持っているので、関節に近い

状態です。

ですから肘~前腕部のように大きな回旋運動は

なされませんが、着地時の衝撃を緩和する程度の

回旋運動
は存在しますし、仮に下肢全体をきちんと使う

訓練をしたならば、上肢とそれほど遜色のない動きを

実現することが出来るのです。


下肢に軸を通し、なるべく偏りのない動きを心がける

ということは、自身の無限大の可能性を開く

もっとも手軽な「鍵」であるとも言えるのです^0^



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