こんにちは。亀有【ひかり接骨院】院長の生方一です。


昨日来院された患者さんについて・・・・・^^


40代の女性で、主訴は腰部から左臀部への痛み

頚部の痛み・前腕部の痛み(左>右)


腰部については1週間ほど前に整形外科にて

「椎間板ヘルニア」の診断をされておりますが

本人曰く、どうやら先天性股関節脱臼だったようで

それに気付いたのが30代の頃だそうです・・・。

仕事は終日PCに向き合うデスクワークとのことで

この情報を得ただけでほぼ8割方治ったようなものです^^


実際に触診をしてみると、弯曲の強い第4・5腰椎から

仙骨の棘間部(骨の出っ張りの間の部分)に圧痛は

あるものの、それ以上に仙腸関節の可動性のなさと

股関節の可動域の偏りの大きさが気になります。


「腰」という部位は正直言って漠然とした言い方です。

ここからここまでという明確な線引きの難しい言い方です。

しかし機能としては、第5腰椎と仙骨からなる腰仙関節

仙骨と腸骨からなる仙腸関節

そして仙骨と大腿骨からなる股関節の動きが十分で、

尚且つそれらの関節の連動性がきちんと保たれていないと

「腰」という機能が果たせないのです。

この患者さんの場合、左の股関節の動きが不十分な上に

毎日のデスクワークにより使い方にも大きな偏りが

あります。それに加え、幼少の頃から刷り込まれてきている

「概念・観念」といったある種の基準に則って

身体を動かすことになるので、股関節の可動域は偏りながら

狭小化します。それにより腰仙関節・仙腸関節も共に

可動性を失うことでこれらの部位は「ひと固まり」の物体

として第4腰椎にぶら下がるような状態になるのです。


実際にぶら下がっている訳ではありませんが、機能として

ぶら下がっている状態・・・・・本来ならば

第4腰椎-第5腰椎-仙骨-腸骨-大腿骨がそれぞれ連結して

ゆるゆると滑り動くことが出来るのですが、第4腰椎以外が

全てひと固まりとなり、この部位で緩衝されるべき振動や

衝撃、その他の力が第4腰椎だけに押し付けられてしまう

ということなのです。

その結果、「椎間板ヘルニア」という症状を呈する

という訳なのです。


またそれだけでなく第4・5腰椎の椎間関節で緩衝しきれない

衝撃や外力は「腰」以外の部位で負担されることとなります。

その多くは「背部」「臀部~大腿部外側」に頼ることに

なります。


つまり機能としては、背部や臀部~大腿部外側が

「新たな腰」としての役割を負わされる
、ということです。


こうしてほとんどの現代人は負のスパイラルに陥り

本来の原因がどこにあったのか、全く分からなくなって

しまうのです・・・・・。


この患者さんの治療では、頚部~前腕においても

面白い結果になったので、次回はこの続きを

シェアいたします・・・・・^0^



****************************************
口コミで評判の亀有【ひかり接骨院】
肩こり/腰痛/膝痛/ねんざ/むちうち/寝違え
腱鞘炎/ぎっくり腰/骨折などの各症状に
柔道整復師資格者による独自の施術法
腱鞘炎/ぎっくり腰/骨折などの各症状に
柔道整復師資格者による独自の施術法
(徒手整復/ストレッチ/運動療法)で対応
綾瀬・金町・松戸からも患者様多数ご来院
亀有駅南口から徒歩5分(亀有郵便局近く)
平日19時30分まで受付 日曜日/祝日も営業
各種保険適用・交通事故(自賠責)対応
03-6231-2438
***************************************
※往診についてもご相談ください
AD