こんにちは。亀有【ひかり接骨院】院長の生方一です。





今日、ネットでこんな記事を見つけました・・・。


http://ninchisho-online.com/archives/15141/








私も以前施術のために出入りしていた特養施設で





この記事のような認知症の方が大声で叫んだり





喚いたりするのをよく目にしておりました。





私は外部の、しかも契約している方に施術(時間内に)する





だけなので、このような方に直接関わることはなかったのですが





このようなことに気付くということは素晴らしいことだと





思います。





謙虚な姿勢で向き合い、細かい変化を観察する





ということは、私たち柔整師の仕事においても





大変重要で、沢山本を読んで知識を蓄えたとしても





これが出来ていないと、せっかくの知識が活かせないのです。








これと似たような気付きは私にもあります。





私の場合は、





「力が全く抜けない人が力を抜く瞬間」





というやつです。








このブログでしょっちゅうぼやいているように、





現代人のほとんどは、身体から無駄な力を抜くということが





全く出来ません。





「力が抜けない」にも色々あって、





全ての外的刺激を拒絶するための緊張





与えられた「型」にはまり、不利益を回避するための緊張





自分を他者よりも良く見せるための「装飾」としての緊張








①は所謂「食わず嫌い」の人に見られる緊張のパターンで





初めて経験する刺激に対して、また現状の在り方にしがみつき





続けようとするものです。





②は、言われたことが上手に出来ないと罰を与えられる等の





自分自身に降りかかる不利益を表面上の「型」を演じることで





回避しようとするものです。





③は所謂「おせっかいな」人に見られる緊張のパターンで





あらゆる状況に首を突っ込んで、「お手伝いしてあげる」ことで





虚栄心を満足させたり自分が他者よりも気が利いていて





能力が高いことを見せつけ、それを他者にも認めて欲しい





というものです。








私が気付いたのは③のパターンの人についてなのですが





この人たちは、治療中であろうと何だろうと、自分を良く見せる





ために何でもかんでも「自己流の装飾」を加え、主導権を





握ろうとするのです。





施術者が運動療法やストレッチ等を施すにあたり、患者さんの





腕や脚をもって動かそうとすると、いち早く





「見てください!私はこんなに上手に動かせますよ!」





「もうこの動きは覚えたので、一人でも出来ます!」





といった感じで、





「次の展開を勝手に一人で先回りして動く」





という緊張のパターンを展開するのです。





そして更にそこに、自己流の味付けを勝手に加え





「本質的な部分には全く向き合わず、これを避けながら





格好つける」





という傾向が顕著になってきます。





この人たちにこのことを注意しても、全く効果ありません。





このパターンで演じられている動きの「型」「力加減」





というものは、この人たちの美意識の発露であり、





アイデンティティーそのものだからです。





ですから何を注意されているのか全く理解出来ませんし





そもそも治療の目的も、「ケガや障害を治す・改善する」から





「施術者にほめられる・気に入られる」ことにすり替わっているため





その目的に向かって邁進するようになるからです。








私としては、このような状況では全く治療にならないため





彼等(彼女等)が勝手に突っ走るたびに注意をします。





当然です。





しかし彼等(彼女等)はこれを理解出来ないだけでなく





プライドがやたらと高いため、何度も何度も同じ注意をされる





たびにストレスを溜め、やがて怒りをあらわにするようになるのです。





そしていい加減怒りがつのり、「投げやりな」態度に出たときに





何と!力が抜けるのです!!





一瞬ですけど・・・・・。





投げやりになった瞬間、この人たちは「演じること」も放棄する訳です。








正直、このことを発見したときには、目からウロコが落ちる思い





がしました・・・・・が、今のところ治療に応用出来るアイデアが





浮かびませぬ・・・・・。





だって・・・怒らせなきゃいけないんだよ・・・・・T0T











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