こんにちは。亀有【ひかり接骨院】院長の生方一です。


20160vs20・・・

これは一体何でしょうか?

例えば誰かがどこかケガをしたとします。

2週間に1度だけの治療で治るでしょうか・・・?

ということをある局面から表したものです。


20160=14日×24時間×60分

20=一回の治療時間約20分



治療を施して「治癒」という結果を導き出すには

施術者の努力だけでなく、施術を受ける患者さんの

努力も必要です。

上の数字のように、施術者が患者さんの人生に関わる時間

なんて微々たるものでしかないのです。

ましてや現代人は思考や行動におけるクセが大変強く、

自分自身の歪んだ在り方を「自己流」「オレ流」と称し

悦に入っている人が多く、こちらのアドバイスや忠告を

一切聞きません。


それだけでなく、2週間に1度の治療の機会においても

施術者の流儀に「オレ流」をかぶせて来ては

勝手なことばかりするので、20分の治療のうち治療として

機能しているのが、せいぜい賞味5分位でしかないという

こともざらにあります。

そして治療から離れると、自分自身とは一切むきあおうと

せず
患部の負担を増大させるような悪習を見直す氣など

全くない
ため、更に2週間後には患部が瘢痕化・線維化し

良くない状態で落ち着いてしまうことがしばしばあります。


たとえ2週間に1度でも治すことは出来るには出来ます。

しかしそのためには、施術者一人の努力では焼け石に水

なのです。患者さん自身が「自分ごと」として捉え

自分自身で出来ること(包帯を巻き直す・テープを

貼り替える・ストレッチをこまめに行う・歩き方を

変える等々・・・
を増やし、最低限のメンテナンスを

出来るようにしていく
、という姿勢が何よりも必要

なのです。


ろくに治療に来もしないで、

「これ、いつ頃治るの!?」

では話になりません。


病気でもケガでも、それらは結局、その人自身の在り方の

単なる結果なのであって、この結果を変えるための

「付ける薬」などというような都合の良いものは

存在しないのです・・・。


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