こんにちは。亀有【ひかり接骨院】院長の生方一です。
今回はキネシオテープの貼り方を数例紹介いたします。
キネシオテープとは、各メーカーから色々なタイプが
発売されておりますが、全般的なイメージでざっくり説明
すると、肌色で伸縮性のある布製のテープで、損傷した
筋肉の上からその走行にそって貼ると、損傷部位の保護になる
というものです。固定というよりは「補強」と言ったほうが良く、
お相撲さんがケガをした部位を保護するために貼っているのは
テレビでの相撲中継でお馴染みだと思います。
また、経絡などの走行に沿って貼ることで内蔵反射を期待する
やり方など様々で、私の場合は、ケガをして損傷した
筋・腱・靭帯等を保護・補強する目的ではありますが
これらの走行に沿った貼り方を必ずしもするわけではなく
関節の偏位を押さえ込んだり、偏った使い方を矯正して
ニュートラルな状態に戻す意識を強調することで
結果として損傷した組織を保護・補強するという目的を
果たしています。
筋・腱・靭帯等の軟部組織には表面からでは全く
触れることの出来ないような深部に存在するものも多く、
これらに対して表面上の走行に沿って貼り付けても
皮膚のたるみ等もあることから、全く効果がないのです。
ですから、このような深部を狙う時には、その組織が関与する
「関節の動き」そのものを矯正したり補強したりすることで
結果的に、損傷した組織の保護や補強をすることが出来る
というわけです。
この動画では、上肢における各関節の偏った使い方による
骨頭の偏位を放置することにより引き起こされた症例に
対してのテーピング法を紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=V1r3LT7KcrU
このようにキネシオテーピング法は研究すればするほど
その楽しさと効果にはまってしまうものなのですが、
ほとんどの柔整師にはこれが解らないようなのです・・・。
変なの～～～～＾0＾
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