こんにちは。亀有【ひかり接骨院】院長の生方一です。


動物や人が外界を感知するための感覚機能として、

視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚といったものが

あります。

これらを総称して「五感」といいますが、

現代人の「退化・劣化」を示すものとして

視覚・聴覚以外の感覚が衰えている、または

麻痺しているといったことが挙げられます。

特に視覚に依存しすぎており、目で見える物事以外は

もはや「気のせい・・・」などと片付けてしまい

信じようとしなくなってしまっております。

また目で見える物事に関しても、本当に視野が狭くなって

しまい、自分にとって都合の良い物事や興味のある物事

以外はむしろ見えなくなってしまっていることが多いです。


このように狭い視野で見える物事以外は信じようとしない

人たちの行動のパターンには特徴があります。

それは何事も「小手先の動き」が全てであるということです。


人間の動きとして合理的なものは、例えば上肢(腕・手)

ならば肩甲骨からの、下肢(脚・足)ならば骨盤・股関節

からのいわば中枢からの意識で動かすものでなければならない

のですが、前述した人たちの動きは上肢なら握力、下肢なら

つま先で踏ん張る力が何よりも最優先されます。


肩甲骨や骨盤といった目に見えない深部の意識などではなく

目で見えて手っ取り早く力を入れやすい末梢の部位に

意識の全てを偏らせるのです。



その結果、手首~手指・足首~足趾における関節の位置関係が

崩れ、それに合わせて筋・腱・靭帯などが伸長したり短縮

したりするので、何もしていないときでさえも歪んでしまって

いるのです。

これは以前も2/7のブログで書いたのですが、
http://ameblo.jp/hikari-sekkotsuin/entry-11986909664.html

例えば、物を摘むという運動は通常

DSC_0446.JPG

このような動きであり、これをきちんと行っているのなら

何もしていない時の肢位は

DSC_0444.JPG

このようになっているはずなのですが、現代人は

このような動きや・・・

DSC_0447.JPG

このような動きで・・・

DSC_0448.JPG

代用した挙句・・・

DSC_0445.JPG

このような歪んだ状態に偏り、固定化されてしまっているのです。


これらの人たちは偏り狭くなった視覚に依存している上に

そこからの狭く偏った情報を自分に都合よく解釈しており

思い込みと極め付けが強く、それらにより動きのイメージが

作り上げられてしまっているため、そのデタラメな動きにより

自分の身体がどのようなダメージを負っているのかを感じたり

物を繊細に扱うなどといった「触覚」の領域が絶望的なまでに

退化してしまっているのです。

こういった人たちはたとえケガや痛みが癒えていなくても

治療を後回しにしてどこかへ遊び歩いたり、その際に

包帯が邪魔だからと勝手に外して歩き回り、

挙句の果てに「いつ治りますか?」などと平気でいう人たち

なのです・・・(><)


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