赤薔薇赤薔薇ラブラブハートのバルーンお祝い口笛

 

 こんばんは、

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 7月14日は日本では「パリ祭」と云われていますが、フランスではQuatorze Juillet(そのまんま7月14日)、いや、Fete Nationale Francaise=フランス祝祭日、です。

1789年7月14日にバスティーユ牢獄がパリ市民に襲撃されて陥落、ルイ王朝が終焉を迎えたのでBastille dayとも言われますね。

 

 おそらく仏ではこの日が最もお祝いムードが強い祝日、そしてバカンスシーズンの始まりとも云われています。

 

 さて、いつかは絶対にやってみたかった、宝塚歌劇「ベルサイユのばら」か「1789バスティーユの恋人たち」をこの日=7月14日に観ることが実現できました。

 

 今日、雪組公演「ベルサイユのばらーフェルゼン編ー」を観劇してきました。

 

 

 

 

 

 

《観劇データ》

・ 2024年7月14日(日) 15:30公演  @宝塚大劇場(阪Q交通社貸切)

・ 第一幕 : 15:30-16:40、 第二幕 : 17:10-18:30

・ 座席 : 1階 S席 真ん中辺り列 下手

 

 

 今日はちょっと早い目に大劇場へ。 公演デザート2種類を制覇=笑= ゼリーのシルキーローズがなかなか秀逸な出来でした。

Quatre Raveへ入ってTHEME SONGS 2023のBDを購入、どうしても雪組・Frozen Holidayを聞きたかったので。

 宝塚駅のエレベータに池銀のはるさくちゃんの看板が。 はるさくちゃん観たくて東京公演・大階段を見に行くことにしました。

 

《観劇記》

・ この雪組ベルばら、まさしく名場面集が凝縮されていて全編見所ばっかり。我が家のアニメベルばらファンからすればまあこんなもんか、なんていう評みたいですけど私にとっては涙がちょちょ切れる素晴らしい出来だと思います。

 以前、宙組(テルさん主演の)オスカル編を見た時には空飛ぶ白馬に跨がるテルさんには驚きと共に笑いがこみ上げたり、花組(みりお氏主演)のフェルゼン編では夜のボートでアントワネットさまと逢瀬を繰り広げる・・・、これ、おそらく真っ暗なプチトリアノン宮殿にある池でボートを漕げるんか?なんていう現実離れした感じがあったりとベルばら=笑える演出、が当たり前で植ジィの十八番かいな、みたいな感じを覚えたけど、今回の雪組ベルばらはホントに名シーンの連続、満足感が半端やないよなぁって思える。

 帰り道に我が家のアニメ(原作)ファンに「ほんまに文句なしにええよなぁ!!」と感嘆の声を上げると「まあ、それでええんとちがうか」なんていう冷静な声が耳に入ってきました。

 

・ やっぱりベルばら(宝塚版)って初心者好みなんかなぁなんて思うけど、いやいや、そんなのいいんですよ、とにかくコレを観て満足感、満腹感を味わえたらそれでいい、ベルばらはベルばらなんですよね。

 コミカルな場面、シリアスな場面、もうあれこれいっぱい詰め込まれた2時間30分の夢の世界、いいねぇ、こういうの。

 

・ ダンシング・ベルサイユのばらか、と思えるくらい踊りまくる雪組、それはフィナーレの咲ちゃんのワンマンダンスショーまでずっと続きます。これ、圧巻と言わねば何と云う!?みたいなすごい流れ。

 アントワネットがギロチン台に向かうシーン、さよならベルサイユ、さよならパリ、さよならフランス・・・お涙ちょうだい場面から一気にパッと赤い花が咲いたロケットからの咲ちゃんのワンマンダンスショー、そしてトドメはフィナーレパレードのよもやの客席降り、こんな演出誰が考えた? みたいな圧巻でゴージャスな締めくくり、幕が降りてもすぐには立ち上がれんよなぁ。 骨抜きにされてしまう雪組「ベルばら」、何度でも観たい。

 C'est la vie, adieu!!