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 私のように「ベルサイユのばら」を宝塚歌劇で出会った者からすれば、最近久しくベルばらって観てないよなぁ、という何というか欠乏症、禁断症状みたいなものがありましてですね、「ベルサイユのばら」というタイトルが目に入るとそりゃ行かないわけにはいきません。

 

 ・・・ということで梅田芸術劇場で幕を開けた「ベルサイユのばら50 〜半世紀の軌跡〜」を観てきました。

 

 

 

 

 

 

《観劇データ》

① 2024年5月16日(木) 12:00公演(阪Q交通社貸切) @梅田芸術劇場メインホール

第一幕 : 12:00-13:50、 第二幕 : 14:10-15:00

座席 : 1階 S席 20列 下手エリア

 

② 2024年5月18日(土) 12:00公演(梅芸ネット貸切) @梅田芸術劇場メインホール

第一幕 : 12:00-13:50、 第二幕 : 14:10-15:00

座席 : 1階 S席 3列 センターブロック

 

《観劇記》

・ もともとは②の梅芸ネット貸切の抽選でゲットしていたものの、阪Q交通社の商売には恐れ入りましたよ、どうも平日の貸切公演と雪組公演とカップリングさせてチケットを売りさばくなんてやり方を知ってついつい弱い一消費者は触手を伸ばしてしまった。

 ま、「ベルばら」欠乏症の身にとってはしゃーない、それにキャストスケジュールを見たら出演される方が異なっていたのでこれはまた面白い、それにねぇ、すでに雪組の咲ちゃんの退団公演のチケットまでゲット出来るんやからね。

 

・ 5年前、「ベルサイユのばら45」を観た記憶が鮮烈だけど今回のはレジェンドの皆さんのトーク&ソングもあるし、ヅカ版ベルばらの名作シーンがこれでもか!というくらい盛り込まれているし、有名なフィナーレもふんだんに入っている、云ってみれば超豪華&お得な公演となっていました。

 3パートに分かれていて、最初はレジェンドの皆さんのソング&トーク、第2世代の方たちは現役のころは観たことがなかったけどお名前だけは有名な方ばかりなので現役を知らなくても十分楽しめました。 一路真輝さん、涼風真世さんはじめ、いやぁホントにそうそうたるメンバーですよね。 2000年代のレジャンドたちは湖月わたるさん、鳳稀かなめさん、和央ようかさん、水夏希さん、こちらもすごい面々だわぁ。

 まさしく「ベルばらだヨ、全員集合!!」みたいな超豪華。

 私は鳳稀かなめさんのベルばらは生で観たけど、あのペガサスのシーンにど肝を抜かれたよなぁ。

あのペガサス(舞台ではペガコちゃんって言ってた)は時代によって進化しているみたい。 さて咲ちゃんはどんなペガコちゃんに乗るんやろ?

 

・ 次のパートはベルばらの名シーンが続々と再現、水さんのオスカル、アランの彩凪翔くん、フェルゼンの和央ようかさん、わたるくん、ジェローデルは愛月ひかるくん・・・これはすごいメンバー大集結、名シーンの数々が大劇場の舞台のごとく繰り広げられました。

そして個人的に圧巻だったのは超久しぶり〜なまさおくん(って言い方似合わんなぁ、龍真咲さん)のオスカル、これ、観ないと絶対に損するよみたいなキラッキラなビジュアルに圧倒されました。 まさに男装の麗人やねぇ、龍真咲オスカル、これってもうすでにレジェンドやねぇ。 今後、ベルサイユのばら55、60・・・と5周年記念毎にこの公演続いて欲しいし、その時は龍真咲オスカルは絶対に盛り込むべきだと思う。

 第2幕のフィナーレも感涙ものの連発、バラのタンゴルンルン、ボレロルンルンをはじめ、ベルばらといえばこれやびっくりマークみたいな名フィナーレが続々、この公演、ホントにコスパが超良いよなぁって思う。

 

・ 久しぶり〜に「ベルばら欠乏症」がマシになりました。 さらに7月には雪組公演があるし楽しみやねぇ。

これを観て、ベルばらには新しい演出も必要か、なんて思ったりもするけどベルばらは古典の味わい、伝統芸能を観るようなそういう部分がいっぱいあってもいい、あんまり『ネオ』みたいなことをやっても良くないかも知れんなぁって思いました。

 あと、第一幕が110分(1時間50分)の超ロング、いやぁ、これはやっぱりキツいかも知れん(私はまったくキツいとは思わなかったけど)、特にトイレの問題。 まあ演出上では仕方ないのかも知れないけどね。 これだけ盛りだくさんな演出があるとねぇ、あれもこれもってなって気がついたら110分なんてことになったんやろうと思う。

 いやぁ、しかしこの「ベルサイユのばら50」、ホントに良かった。