こんばんは、いつも訪問いただきありがとうございます。
約2ヶ月ぶりに宝塚大劇場へ。
月組公演「Eternal Voice - 消え残る想い」+「Grande TAKARAZUKA 110 !」を観てきました。
花乃みちの桜、昨日の雨にも負けずに咲き誇っていました。
ここの桜を見るのも久しぶりです。
桜のトンネルをくぐって大劇場へ向かいます。
🔼 月組公演のポスターが2つ並んで、本来ならココに月組の次公演のポスター(FF)があったはず。
🔼🔼月組トップスター・月城かなとのスポンサー「加美乃素」、次は一体誰がここのイメージキャラクターなんだろうな?
《観劇データ》
・ 2024年4月10日(木) 13:00公演 @宝塚大劇場
・ 第一幕(Eternal Voice): 13:00-14:35、
第二幕(Grande TAKARAZUKA 110 !): 15:05-16:00
・ 座席: 2階 A席 下手エリア
🔼 この前の花組公演で買ったHEIDIのAlhambraというお菓子。
これがなかなか美味しかったので今回も購入。 月組バージョンでした(1個340円)
🔼ショー開幕前の電飾が驚きの声があがる美しさ。
《観劇記》
・ あ、そうだ、お芝居「Eternal Voice」って正塚先生作やった、と気がついたのは開演前にプログラムを開いてからでした。
そっかぁ、マサヅカワールドに浸れるんやねぇと楽しみにして幕開きを待ちました。
いや、その前に110期生の口上があるよねぇ、とこの時期の大劇場公演はいろいろと楽しみが盛り込まれていていいねぇ。
桜咲く季節に新しい風が吹き込まれるよなぁ、っていいですよね。
110期生か、またこの中からいっぱいスターが出てくるんだろうな、って思いながら口上を聞いていました。
さて、お芝居「Eternal Voice -消え残る想い-」は幕開けの群舞が素晴らしい、何だか幾何学的にきっちり計算されたような美しさに心なしか明るい光射すようなちょっといつもの(いや、私が思い描いているだけかも知れんけど)マサヅカワールドへの導入部分とは違うなぁって思った。
あまり他の方の観劇記などは目を通さないようにしているけど多くの方が「難しい」「眠気に誘われる」・・・なんていう酷評がインプットされていたので(実際、私の同居人も先日観劇してちょっとの間、夢空間に入ってしまって気がついたらみちるちゃんが声を張り上げていた=笑=なんてこと言ってた)少しばかり覚悟はしていたんだけどね。
私個人的には今回のマサヅカワールドは好きな部類やと思う。
ただね、いつものワールドとは違って「うん」「あ、そう」等々の短フレーズはあまりなく、ただお芝居の月組にはぴったりの人間ドラマが繰り広げられていて面白く、夢空間に誘われること無くラストを迎えました。
霊媒師のチルチルみちるちゃんが大きな声を張り上げて熱演、いつものみちるちゃんとは違った面を見れて良かった。
そしてやっぱりレイコ+くらげちゃんの美男・美女コンビは見ているだけでホントに夢のような世界に入っていけるなぁ。これでこのコンビを見るのも最後、と思うとホントに残念です。
ただ、どうなんだろ?、このお芝居ってやっぱり万人受けを狙ったモノやなく気に入ってくれる人はついてきてね、みたいなメッセージはあったように思う。 単なる超常現象の世界で終わらず、ココこれがマサヅカワールドや、っていう事件性(これ宗教絡みの難しい問題かも知れんけど)が絡んでくるところが面白かった。
それに物語の内容、進み方にみたいなところはあるようにも思うんで次回観劇時にそれを掴めるようにしたいと思います。
正塚先生作の中では私的にはこれは嫌いな(難解な)部類では無く、それを言うんやったら最難問は「ケイレブハント」、「ルパン」かな?
・ 110周年を記念すべきレビュー「Grande TAKARAZUKA 110 !」は中村一徳センセー作。
いやぁ、ホントに良いレビューでした。最初から最後までもう見所ばっかりの満載感はお芝居でちょっとシックリしてしまった気持ちをグッと爆発させてくれるエネルギーを感じました。
特に110期生のラインダンスからの後半部分は良すぎる演出。
「荒城の月」の衣装が見事、美しい、ただこの和装はレイコくんだけだったんが残念、くらげちゃんにも合わせてあげて欲しかったなぁ。
見事なまでのコンビ退団演出もあってこのレビューに文句を言う人はいないでしょうね。 いや、ホント良かった。
Bravo