花のみちの桜もずいぶん少なくなってしまったようです。
生憎の大雨だったので桜の写真は撮影できませんでしたがもう季節も終わりのようでした。
MY楽となる宙組公演「アクションロマネスク・カジノ・ロワイヤル〜我が名はボンド〜」の3回目観劇。
《観劇データ》
・ 2023年4月7日(金) 13:00公演 @宝塚大劇場
・ 第一幕 : 13:00-14:15、 第二幕 : 14:50-16:05
・ 座席 : 2階 A席 R1列
・ 購入先 : 阪急交通社 一般公演先行予約
《観劇記》
・ 阪急交通社の一般公演のチケットをゲットできたのはかなり久しぶり。
チケットは予め送ってこなくて予約番号が記した紙を持ってチケットカウンターで交換する形・・・こんなだったかなぁ??
ま、不正転売とかを避けるにはこういうやり方が良いのでしょうが、当日観劇直前までどこで見れるのかがわからないびっくり箱のような感じですね。
チケットを受け取り座席を見ておどろきましたよ〜。 2階1列目、まあ端っこの端っこだけどすごく見やすいいい座席でした。
ちょっと上手側のセリは欠けるけど申し分ない、これでA席なんてホントにいい感じです。
コスパはかなり高い席だと思いますね。
・ さて肝心の「カジノロワイヤル」ですが、根っからの007愛好者にとってはこれは007ではないと割り切って見るべき作品です。
しかし007の肝はいろいろと張り巡らされていて見ていて微笑ましい、小池センセーのユーモアがいっぱい盛られていると。
残念なのは例の「これぞ!007」というテーマ曲がスポイルされているところ、まあ、それらしい雰囲気は味わえるのですけどね。
宝塚歌劇のファンの多くにとっては「007」なんてどちらでもいい、それよりマカゼさんのラスト公演、いかにマカゼさんが格好良くてスタイリッシュで胸キュンできればいいということからすればこの「カジノ・ロワイヤル」は見事なまでの出来だと思います。
最初からラストまでグイグイ観客を引き込んでいく流れはまったく飽きないです。
「退団公演作は○作」ということが通説になっているようですが私的にはこれはこれで面白い作品だと。
↑の公式を当てはめたらもっとひどい「○作」なんてこれまで何度も見てきたからねぇ。
ただし、一つだけ惜しいことは「カジノ・ロワイヤル」を第一幕にして、第二幕はメモリアルレビューなんていう構成だったら良かったなぁってことでしょうか。
「カジノ・ロワイヤル」は1時間35分くらいでササッと完結できるような内容のように思えるし、やっぱりラスト公演のレビューで
さよならモード満開、みたいな流れがいいと思うんだけど。
・ 前半はアクション、後半はラブファンタジー、この組み立ては良い感じで最後のパラシュート場面へ流れていきます。
パラシュート場面は何度見てもいいねぇ、今回は2階席だったのでマカゼさん&潤花ちゃんの目線かなぁなんて思いながら見ることができて感動しました。 (センター席ならもっと良かったけど)
・ 2階席から見るフィナーレ、マカゼさんセンター+娘役陣の場面、そしてキキちゃん中心で男役陣の群舞場面、どちらもすごく幾何学的で美しかったし、デュエットダンスは潤花ちゃんの白のドレスがヒラヒラ舞い踊る妖精のような感じも良かった。
そしてマカゼさんのソロ、いやぁ、この演出はさすがにラスト、泣かせるねぇ。
もう生観劇は今回で終了ですが、ライブは配信で大劇場公演も東宝公演も見てしっかりトップコンビを目に焼き付けたいと思います。