演劇チケットラブラブぽってりフラワースターピンクハートハートハートのバルーンハート飛び出すハート

 

 今日は春分の日、曇り空で今にも雨が降ってきそうな空模様です。

昨日、宝塚大劇場へ向かう花のみちの桜はほとんど咲いていない状況でした。

あと1週間もすれば桜のトンネルになるのだろうな、と思いながら、真風涼帆&潤花のラスト舞台、

宙組公演「アクションロマネスク・カジノ・ロワイヤル〜我が名はボンド〜」の2回目の観劇です。

 

 

 

 

 

 

《観劇データ》

・ 2023年3月20日(月) 13:00公演 @宝塚大劇場

・ 第1幕 : 13:00-14:15、 第2幕 : 14:50-16:05.

・ 座席 : 2階 S席 7列 センターブロック

 

《観劇記》

・ MY初日から1週間以内に2回目を見ることって最近はほとんどありませんでした。

今回は購入した日程がかなり近寄っていたと後から思った次第ですが、トップコンビの退団公演、そのようなことを考えていたらチケットチャンスを逃してしまいますからね。

 今回の座席は2階、確かに1階で見るのとくらべて舞台との親近感(?)はちょっと薄れてしまうのは否めませんが逆に舞台全体を見渡せる、俯瞰出来るのは良い位置だと思います。

2階は前席との斜度があるので前の方をまったく気にならないし、後の方のことを気にしないでいい、と気分的に楽ですね。

 

・ さてあれこれ、あちこちで「カジノ・ロワイヤル」評を目にしますがそもそも名作っていうのも人それぞれの考え方、感じ方、見方

などによって差が出てくると思います。 いや、実際私自身も周りが良作だ、傑作だ、って言われているのを目にして見たら「えっ!」なんて言うのもあったしついつい夢の中に入ってしまったことも経験しています。

 この作品、私的には「退団公演=●作」という方程式(があるのか無いのかは知りませんが=笑=)は当てはまらなくホントに文句なしに最初から最後まで楽しめる超一級の娯楽作品だと思います。

 そもそも映画の「007」シリーズもあり得ない、そして最後までジェームスボンドは不死身を通り越えてエンディングを迎えるのでね。

先週土曜日に最終回を迎えたTVドラマ「大病院占拠」もよくもまあこれだけケガをしているのに走り回れるなぁなんて感心を通り越えたヒーロー作でしたが無事にエンディングを迎えました。

 「タカラヅカ」で見せるヒーローものはタダ単に生き残って良かったな、というだけではまったく受け入れられそうにないのでそこにラブ・ファンタジーをふんだんに盛り込んでホロッとさせられる演出が必要不可欠。

 その意味から「カジノ・ロワイヤル」は「007」を「なんちゃって007」に敢えて色を付けてその代わりにふんだんに退団トップコンビのラブラブハートルンルンラブラブ飛び出すハートモードを盛り込んだところが何ともすごい。

 いつの日か今後、このコンビが黒海でイルカと一緒に遊ぶ日を目に浮かべながら物語を閉じる、なんてこんな粋な演出は無いと思うのです。

 

・ 前半はあれこれアクションシーンもあるけど一転して後半(第2幕)はボンドとイルカ(デルフィーヌ)ちゃんのラブロマンスが繰り広げられます。

ボンド=真風涼帆は何とも格好良すぎ、こんなボンドが映画の中にも出てきて欲しい、そしてタカラヅカ風にソフトに味付けされたいわゆるボンドガール=潤花、これこそこの作品をこの役をやるために真風涼帆&潤花をトップコンビに備えたといってもいいのではないでしょうか?

 ラストのパラシュートのシーンはホントにいい、コレを見るために大劇場へやって来た価値十分ありです。

 

・ とかく背高をずらり揃えた宙男たちの群舞は何とも圧巻、格好いい、これはずっと宙の伝統としてこれからも続いて欲しい。

良い味を出した「立ち上がる!」皇帝ロマノフの寿つかさ(スッシーさん)が退団されるのはホントに惜しい。

良い味を出す前面に出てくる組長さん、もう見納めかぁと思うと何だか目頭が熱くなってきます。

 生で舞台を見れるのはあと1回だけ、トップコンビ、スッシーさん・・・しっかりと目に焼き付けておきたいと思います。

 

 13時公演の楽しみは観劇前のランチタイムですが、あれこれ迷った挙げ句こちらで。

 

 本店(西区)の超行列が出来るラーメン店の出店、カドヤ食堂さん。

 

 

 オーソドックスな中華そば(ポーク)、白ご飯とキムチが付いてきます。

スッキリ透き通った醤油ベースのスープは優しい味でホッとします。

チャーシューがたくさん、いやぁホントに美味しい、やっぱり超行列店と納得です。

西梅田店は地下鉄四つ橋線改札すぐ、11時(開店時間)に行きましたがすでにほぼ満席でした。

ごちそうさまでした。