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九州・乗り鉄旅その②
です。
・・・とその前に予想通りというか、まだまだ早い!もっと待っとけ
みたいなメッセージなのか、2023年トワイライトエクスプレス瑞風の抽選に見事にフラれてしまいました。
当選すれば諭吉さまが何十枚か消えていく超高価な乗車チケットですがやっぱり競争率は相当高かったみたい。
ま、諦めずにまた応募しますよ〜。
丁重に落選結果の連絡が郵便で届きました。
そして昨日、コロナワクチン5回目接種を終えました。
これまでずっとモデルナだったけど今回はファイザー、注射痕の痛みもほとんどなく、心配していた後遺症(発熱とか)もまったく無く平穏無事に済むことができました。
さて九州・乗り鉄、博多駅から観光列車「36ぷらす3」に乗車して長崎県へ向かいます。
11:22発佐世保行き、車両は九州新幹線が開通するまで博多ー西鹿児島(現・鹿児島中央)を駆け抜けていた特急つばめに使用されていた787系を水戸岡マジックでリニューアルされた車両で6両編成、4両全グリーン車+ビュッフェ+サロンカーの構成です。
チケットはメールで行程表が送られてくるのでそれを駅員に見せるパターンです。
ま、できればこういう観光列車って特別なモノなんで紙のチケットにして欲しかったな。
博多駅は鉄ファンにはたまらない特急列車や観光列車などの集結駅なので楽しい、金ピカの「或る列車」が入線していました。
これも水戸岡マジックのリニューアル車、何か少し気恥ずかしいような金ピカの車両は存在感は抜群です。
記念乗車証が配られて行程も書かれています。
車内は至る所に木材が使われていてこれが787系電車とは信じられない雰囲気を作り出しています。
乗車したのは6号車のグリーン・オープン車両。
2-1列の座席はゆったり、これは九州新幹線に使われているのと同じ木材で作られていてふかふかのシートは素晴らしい座り心地です。
床は畳敷きになっていて靴を脱いでくつろげるように配慮されています。(畳敷きは6号車のみ)
博多駅を出発して鹿児島本線を南下、鳥栖駅から長崎本線へ入ります。
鳥栖駅辺りでランチが配られました。 和洋折衷のランチボックス、九州の美味いモノを集めたとてもボリュームあるランチでした。
昔ながらの町並みが残っている肥前浜駅で約1時間停車、町並みを散策できる時間があります。
西九州新幹線が開通して一躍、有名になった武雄温泉駅に停車。
向かい側のホームに長崎行き・かもめ号が入線していました。
これはこの数時間後に乗車することになるので楽しみは取っておきましょう。
「36ぷらす3」の車内風景①
上が3号車のビュッフェ、つばめ号の時の楕円形の天井はそのまま残っていました。 懐かしい。
懐かしさに誘われてミカンジュースとアイスクリームを買いました。 鉄旅の楽しみの一つは車内で食事したりデザートを食べたりすること。 食堂車やビュッフェって鉄旅には欠かせないアイテムだと思います。
お値段は少々高い目だけどそれは車窓風景代込みと考えたら良いと思います。
中は4号車のマルチカー、ここでいろんなイベントなどが開催されるそうです。
車内風景②
右上は個室車両、これは2人以上のグループで。お一人様旅にはちょっと使いにくい。
左下は6号車デッキに備えられた靴箱、ここで靴を脱いで座席番号のボックスに収めます。
有田焼で有名な上有田駅にも停車。
木造の駅舎がレトロ感満点でした。
特急「みどり号」なら博多ー佐世保間を2時間弱で走るところを「36ぷらす3」は5時間ほどかけてゆっくり走りますが観光列車は先を急がない鉄旅を楽しむ目的ですので時間は気にせずに。
つい1週間前に四国の観光列車2つに乗車しましたが、九州のこの列車は車窓風景はそれほど目を見張るものはなかった印象を受けました。
ただ鉄道好きにとっては車窓はもちろん重要なファクターだけどゆっくり時間を気にせず、列車に乗っていること自体を楽しむ、それで十分だと感じました。
平日(月曜日)なのに車内はほぼ満席の盛況でした。 こういう観光列車は九州の「ななつ星」や西日本「トワイライトエクスプレス瑞風」などの高値の花みたいな列車からだれでも気楽に乗車できるものまでいろいろですが、四国でもそうだったように観光列車の人気はかなり高くて赤字に悩まされている他のJR各社でも企画すればお客は集まるんじゃないか、と思うのですけどね。
=その③に続く=










