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 今日から「平日観劇」を堂々と出来る(?)身分になり、早速9ヶ月ぶりに宝塚大劇場へ行ってきました。

齋藤センセーの「CITY HUNTER」は作品が発表された時からきっと「平日観劇」が出来ると楽しみにしていた演目。

 

 9ヶ月も生観劇を外れてしまい、またこれまではずっと土日の休日観劇でしたので何もかもが違った風景。

普通なら忙しく仕事しているこんな真っ昼間から劇場へ足を運ぶことが出来るなんて何という贅沢なんでしょう!

これ、タカラヅカを見始めて以来、ずっと「夢」だったんですよ〜。グラサンハートハート

 往復の電車から見る景色も「普通の日」ですから車も人も忙しそうに動き回っている、そして帰りの電車が大阪駅に到着する直前には「ああ、明日はまた仕事かぁ・・」なんて日曜日観劇のクセがまったく抜け切れていません=笑=。

 

 ということで雪組公演「CITY HUNTERー盗まれたXYZー」+「ショーオルケスタ・Fire Foever」を見てきました。

 

 

 

 

 《観劇データ》

・ 2021年9月6日(月) 13:00公演

・ 第一幕 : 「CITY HUNTER」13:00-14:35、 

  第二幕 : 「Fire Foever」 15:10-16:05

・ 座席 : 2階・B席 サブセンター

・ 購入先 : 友の会・一般前売り

 

 

 

 

 

 開演5分前からすでにサイトーワールド全開。 こういうスクリーンショットはいよいよ始まるぞ!みたいな雰囲気を味わえますね。 ちょっとした演出だけどこういうのに喜んでしまう。

 

 

 ショーの開演前はこんな舞台です。 電飾が無いのがちょっと寂しい感じです。

 

《観劇記1ーCITY HUNTER》

・ この作品はまさしく齋藤センセーでないと具現化・舞台化出来ない代物だと思います。

最初からサイトーワールドが炸裂しています。 アニメをそのまま舞台、しかもタカラヅカの舞台でやるっていうのはこういうことなんだ!というのを思い知らされてグイグイとストーリーの中に入り込んでしまいます。

気がつけば、それこそサイトーワールド沼にドップリ浸かってしまっている、そんな感じですかね。

 ただしこの作品、好き嫌いがかなりハッキリ出てくるかも知れません。

私のような「齋藤信奉者」にとっては諸手を挙げて喜んでしまう内容ですが、そうじゃなければ「何じゃコレ!」みたいな感想になるかも知れません。

 

・ 舞台の時代背景が「昭和」=もちろんこのアニメ作品が発表されたのは昭和だからなんでしょうが、特段、昭和にせずとも令和の時代でも良かった、なんて思うかもしれません、が、いやいやそこはねぇ、昭和チックな衣装が舞台狭しと咲き乱れる感じです。 そうねぇ、荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」の世界かも。

 そして娘役の宝庫とも言える雪組の魅力をバッチリ、昭和時代に反映されていると感じました。

 

・ 彩風咲奈+朝月希和のトップコンビお披露目作品としてこれはピッタリだと感じます。

背高な咲奈クンの大きな動き、振る舞いは見事、舞台の上にパッと咲いた花そのもの、そしてちょっと気が強いヒロインはひらめちゃんにピッタリ、咲奈+ひらめコンビがこの作品のイメージを作り上げてそこにサイトーワールドが広げた、という印象ですね。

 とかく娘役の宝庫なのでもう目が幾つあっても足りないくらいで追いかけるのが大変でした=笑=、その中でも彩みちるちゃんと夢白さんが特に光りまくっていましたね。

 男役では、あーさ、縣クン、そして彩海せらクン・・いやぁ男役も宝庫か。更に今後ここに宙組から和希そらクンが加入するとなると・・・うわぁ、凄い陣容になるぞ、という期待感がもっともっと膨らみますね。

 

《観劇記2ーFire Foever》

・ 第一幕のサイトーワールドに浸ったあと、35分の休憩を挟んで今度は稲葉ワールド!

何とも贅沢な組み合わせ。 

 トップコンビがダンスウマなのでこのショーはまさしく当て書きといっていいと思います。

楽曲は何とも懐かしい感じが、それは柚希さんがトップ時代に黒塗りでやった「パッショネイト」然とした感じに溢れていました。

 次から次へと「何が飛び出してくるんや?」と思えるショー構成が素晴らしい、こんなに期待を膨らませて見れるショー(レビュー)はまさにタカラヅカの醍醐味でしょうね。

 

・ 前トップコンビが計り知れない実力派だったのでその『影』がどこかに見え隠れするんかなぁと思っていましたがそれは私にとってはまったく感じませんでした。 咲奈+ひらめちゃんコンビは大人の雰囲気がバッチリですごいダンスショーを見ている、そんな55分間でした。

 そしてあちこちに稲葉ワールドが展開されますが、ああ、ここまでやるか!みたいなのが、大人数でのラインダンス、これは圧巻でした。 男役はトップ・彩風クンだけ、あとはみーーんなダルマですからね。

これまでコロナの影響で人数制限されていた舞台が今ようやく通常稼働になって、それなら!と満を持した感じのラインダンスでしたね。

 そしてショーでも娘役の宝庫の魅力を遺憾なく発揮されていました。 あちこち見ないといけないので目が忙しい、仕事から解放されたけど目の回るような忙しさ=笑=でした。

 

 やっぱり生でみる舞台は良いモンだ!と実感しました。

これからボチボチ、観劇再開します。