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いよいよ年の瀬、令和元年(2019年)も後残すところおおよそ25時間です。(これを書き始めた時点で)
何度もこちらに書いているように昨年の今頃は病室でなんともやるせない年の瀬を迎えていましたが今年はなんとか大丈夫。
健康であることの有難味が身に染みて分かるようになりました。
今年は残念ながら大劇場本公演の観劇全制覇は出来ませんでした。
外箱シリーズはチケットが取りにくいとか東京・福岡公演とかが入っているので全制覇は難しいところはありますが本公演は全制覇はかなえたいですね。
さて今年(2019年)の宝塚観劇の超薄口私的・ランキングなるものを書き留めておきたいと思います。
少しお付き合いくださいませ。
○ 全観劇記録です。
本公演
・ 花組「CASANOVA」2回(うち1回は東京宝塚劇場)
・ 月組「夢現無双 + クルンテープ」 1回
・ 宙組「オーシャンズ11」 2回
・ 雪組「壬生義士伝 + Music Revolution」 2回
・ 星組「God of Stars + Eclair Brillant」 3回
・ 花組「A Fairy Tale + シャルム!」 1回
・ 月組「I Am From Austria」 2回 + 同新人公演 1回
・ 宙組「イスパニアのサムライ + アクアヴィーテ」 2回
外箱公演
・ 雪組「PR + Prince」バウホール
・ 星組「アルジェの男 + Estrellas」 梅芸MH
・ 星組「鎌足」 梅芸TDC
・ 花組「Dream On !」 バウホール
・ 月組「On The Town」 梅芸MH
・ 月組「チェ・ゲバラ」 梅芸TDC
・ 宙組「追憶のバルセロナ + Nice Guy」 梅芸MH
・ 雪組「ハリウッド・ゴシップ」 梅芸TDC
・ 星組「ロックオペラ・モーツァルト」 梅芸MH
宝塚歌劇合計観劇回数 : 25回(公演)
○ ベストお芝居編
・ 1位 ⇒ 花組「CASANOVA」
・ 2位 ⇒ 星組「アルジェの男」
・ 3位 ⇒ 月組「On The Town」 と 星組「God of Stars」
○ ベストレビュー編
・ 1位 ⇒ 星組「Eclair Brillant」
・ 2位 ⇒ 雪組「Music Revolution」
・ 3位 ⇒ 星組「Estrellas」
お芝居 :
何と言っても1番は「CASANOVA」。 観劇前は偉大なる○作っぽい感じがしていましたがそんなもん、何処吹く風![]()
みりお氏とゆきちゃんの力技でなんとかなるだろうなという言わば期待よりもトップコンビの力技に頼ることによっていい作品になるかもしれない・・・なんていうまあ私の浅はかな予想はものの見事に木っ端微塵になってしまった作品でした。
とにかくみりお氏の超絶イケメン色男ぶりがすごい、こんなの絵に描いたようななんていうレベルをはるかに超越した格好良さ、そしてゆきちゃんの可憐な女性像が舞台上で炸裂していました。
音楽も良いし文句なしの今年度No.1作品だと思います。
超絶チケ難だったので観劇回数は少なかったのがなんとも残念です。
そしてこのような作品でみりお氏の退団の花道を飾って欲しかった、なんとも妖精で誤魔化された退団公演はなんとも残念すぎる。
2番目は今まで柴田センセーの作品は苦手でいい作品ばかりなのにそれを理解出来なかった《ひかり》ですが、「アルジェの男」はなんともしっとりとしたお芝居の神髄みたいなものを見れた感じです。
暗い場面が多いのと題材も手放しで喜べる内容ではないけど、何度も見てみたい作品でした。
3番目は2作。
月組「On The Town」はブロードウエイミュージカルの楽しさ、華やかさが満載で観客をほんのりとした温かい気持ちにさせてくれる作品だったと思います。 こういう作品こそ版権の問題をクリアにして映像が残るようにしてもらいたいものですね。
そしてもう一つは「God Of Stars」、紅あーちゃんコンビの退団作ですが、紅さんらしい笑って退団、うーーんこういう趣向も悪くないよなぁと思いました。
どうせ(言い方悪いけど)退団作に名作無しという図式が出来上がっているくらいなのでそれならば!と退団作はトップさんにもっとも相応しい作品の題材をベースにするのが好感が持てるというもので、これに比べたら「青の妖精」はなんとも理屈っぽく、説教じみた、そして今更退団公演に環境問題
、なんだか観客を完全に上から目線で見ているような感じがして印象は悪かったですね。(済みません、妖精をお好きな方には申し訳ないですが)
レビュー :
1〜3番目はどれが1番でも3番でもいい、そういうくらいのいいレビューだったと思います。
星組「Estrellas」は本公演は見ていませんが全ツー仕様で見てとてもクラシックな造りでレビューの面白さ、楽しさがいっぱい盛り込まれていたと思います。
同じく「Eclair Brillant」は退団公演のショーにピッタリな退団色の濃い、でも紅さんらしくジメジメとした感じはなく弾ける感じが全編を通じてあったのが良かったです。 そして何と言っても圧巻の「ボレロ」は宝塚のレビュー史に残るように思えるくらいの圧倒感があって良かったなぁ。
雪組「Music Revolution」はだいきほの実力派コンビが織りなすために全くのスキの無い作りだったと思います。
いとも簡単に難しい楽曲をサラッとやり遂げてしまうだいきほの実力には脱帽です。
そしてだいもんのテーマソングともなるべき「Music is my life」、これは本当に良い、良かった。
来年のコンサートでも聴けるでしょうね。
さてあと20分ほどで大晦日を迎えます。
今年の《ひかり》ブログはこれで最終となります。
今年は途中で長い休止期間もありましたがなんとかここまで辿り着けました。
たくさんのコメントやメッセージをいただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。、 Une Bonne Annee 2020 ![]()