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12月11日に入院して今日で29日目、ようやく無事に退院できました。
 久しぶりに吸う外の空気は冷たくて、しかし何か自由、空調設備はばっちり効いていて暑さも寒さも全く感じないけど閉鎖された空間から解き放たれた
という感覚は何とも云えませんね。
もちろんのことながら健康に普通の生活が送れること、これ以外文句を言ったらダメというのを身をもって感じました。
1ヶ月程同じ病棟にずっと居続けるとほとんどの看護師さんとは顔見知りになって、皆さん口を揃えて言われたのが、
『あの状態でよくまあこんなに早く退院できるとは・・・凄いですね』ということでした。
当初は入院1ヶ月半から2ヶ月と言われていたことを考えると1ヶ月弱で出てこれたのは予想より早かったということでしょう。
まだまだ体調は入院前の普通の生活を送っている時とは比べものにならないですが、とにかく久しぶりの我が家・・・、うーーーん、まだ何だか他人の家に来ているようで少し違和感を感じてしまいます。
とにかく暇すぎてすることの無い入院生活でしたが一応これだけの本・雑誌を全部隅から隅まで読み終えました。
・ 月刊・AIRLINE
・ 旅と鉄道特別編「ありがとうブルートレイン」
・ 松本清張作 「わるいやつら」上下巻
・ 東野圭吾作 「人魚の眠る家」、「マスカレードホテル」、「天使の耳」
これが年末年始に引っ掛からなかったらもっと暇な時間が少なかったと思いますが、さすがの病院も年末年始の時期はほとんど機能がストップするので入院患者はただ処方された薬を飲んで、3度の食事を取って・・・後は全部自由時間(?)、朝6時の点灯から夜9時の消灯まで何もすることが無いし、TVを見てもつまらない番組が多いし・・・といった具合です。
4月から5月にかけてのプラチナウィーク(10連休)なんかも同じ感じなのでしょう。
自宅へ帰ってきてまず最初に長く顔を見ていなかった「みるくくん」に『あんた誰や、不審者か?』って吠えられるかなと思っていましたがそういうこともなくホッとしました。
ポンスケが居ないので相変わらずのんびりとしたお犬さまライフを満喫しています。
そしてTVを夕方からカード残を気にせずに見て、夕食はこれを用意してくれました。
 食べたかった
、白味噌の雑煮。大根と人参と三つ葉入りの我が家の味です。
いやぁ実に美味しかった![]()
1ヶ月ぶりにPCをスイッチオンにしましたがさすがに長期間使っていなかったのでバッテリーはゼロの状態でした。
何もかもが新鮮で流れる空気を感じられる外の世界、まだ我が家といえども使い勝手が慣れない状態ですが、まあこれは時間の問題でしょう。
もう病院では消灯時間になっていますが、今日からは21時を気にせずTVも見れるし・・・ということで今から録画していてもらっている紅白歌合戦を見ることにしましょう。
今夜からは病院時間ではなく我が家時間感覚で・・・。

