演劇映画義理チョコラブラブルンルンキラキラバイバイ桜

 

 「全力応援」も今日で一応、おしまい。

とうとう11月20日がやってきました。

早かったなぁ・・と思う一方で出来るだけの『全力応援』はやったかなぁという達成感もあって、ただ欲を云えばそりゃ、生で大千秋楽を見たかったとかもあるけどこれくらいでちょうどいいのかなぁという感じもして、そしてラストステージは画面を通してリアルタイムで感激を味わおう・・そんなスタイルもまた悪くは無いか!?

 

 ・・ということで行ってきました、宝塚歌劇・星組東京宝塚劇場公演千秋楽「北翔海莉ラストデイ」ライブ中継です。

 

 まあこういうことでも無い限り、絶対に行かないであろう会場はこんなところです。

 

   

 ↑ 今回の抽選で第3希望だった、鳳TOHOシネマズ。

第1のなんばTOHO、第2の大阪ステーションシネマが外れてここです。

最寄り駅は大阪から和歌山へ行くJR阪和線鳳駅。 まあ私の住処からだと南海高野線で三国ヶ丘駅で乗り換えて30分くらい。

ただ大型ショッピングモール《ARIO鳳》の中にあるTOHOシネマズは駅から結構遠い。

 徒歩15分くらいかかってしまう、まあ、こんなところはどうせ車で行くことを前提としているんだろうなぁ。

 なんばとか大阪ステーションシネマとかに比べれば人も少ないしのんびりとしたムードもあって駅から遠い事を除けばいいんじゃないですかねぇ。

   

 ↑ 座席数380席あまりの見やすい造りで最近の映画館はソファのような椅子、ゆったりとした幅とピッチはゆったりとくつろげる感じです。

宝塚大劇場もこれくらいの座席を用意してくれたらいいのに、と思いますね。

 

   

 

 

 ↑ ライブ中継専用のパンフ(1,000円)

高いなぁと思いつつも結局は買ってしまう。

まあ記念品・永久保存版でしょう。

 

 さて肝心のライブビューですが・・。

 

① 映画館だからこその音響の良さには驚きです。

細かな演者の息づかいまで聞こえてきて、しかも会場の拍手や歓声・喝采がまるで会場に居るような臨場感、これはなかなかいいです。

 

② 画面(スクリーン)を通して見るライブはやはり(というかこんなことどうしようもないけど)『生』感覚はほとんどなし。 まるでBDを見ているような感覚。

それ以上でもなくそれ以下でもない・・だからこそ、ご贔屓さまの退団公演にはこれでちょうどいいくらいかも知れません。

 喪失感(ロス感覚)は

・13日(日)の東京公演MY楽観劇後>>10月2日(日)の大劇場前楽観劇後>>>今日

 こんな図式でしょう。

 

③ 久しぶりに見るライブ中継ですが(柚希さんのラストデイ以来)、心なしかカメラワークの素晴らしさには感動を覚えました。

ここ、アップで見たいんよ、っていうところはアップだし、ここは引いて欲しいなというところはちゃんと舞台全体を・・そんな痒いところに手が届くようなカメラワークは非常に良かったと思います。

 ライブ中継の経験がどんどんと蓄積しているような、そういう風に思えました。

 

④ サヨナラショーはほぼほぼ大劇場版と同じでしたが、やはりこれは涙無しには見れない《北翔海莉》の集大成版。 初期の宙組時代や専科時代の楽曲はソロで、そして「The Entertainer」からは星組生全員で・・・という構成はホントに素晴らしい。

 「ラブドリ」のガラスの靴のシーンは衝撃的だし、「メリーウイドウ」から「こうもり」へ続くオペレッタシリーズ、そして大階段を使った「ガイズ」の名曲、風ちゃんのハマリ役「南太平洋」もしっかりと組み込まれてこれぞ!ラストを飾るに相応しい名場面・名曲の連続でライブ中継ながらも大劇場以来、再びこのサヨナラショーに出会えて本当に良かった!

 心残りなのは美城れんさんのソロがロミジュリ・乳母役で歌う「あの子はあなたを愛してるルンルン」ではなかったことくらいかなぁ。

 

⑤ 最後の挨拶、美城れんさんが感動的だったし、風ちゃんは笑いながら泣いて・・、そしてみっちゃんは凜々しく最後まで温かい人柄が溢れたいいラストでした。

 

 ずっと続けてきた「全力応援・北翔海莉&妃海風」もこれでラストです。

それほどの喪失感は大きくないけど、いや多分明日以降、ジワッと出てくるのでしょう。

 今夜はみちふうの代表作の一つ「こうもり」のBDでも見ようかと思っていましたがそれは出来そうにありません。

また日が経ってからにしよう。

 

 キャンディーズファンだった時以来のファン心を再び思い起こすことが出来ました。

 これまでホントに楽しくてワクワクした、そして充実した日々を過ごすことができたことに感謝です。