
連日猛暑が続いています。
アスファルトの照り返しが強烈で身体が溶けてしまいそうで、熱帯化ですね〜。
そんな炎天下の中、《ひかりRail》の夏休み第1日目は宝塚大劇場で宙組公演「エリザベート-愛と死の輪舞-」の3回目の観劇です。


↑右 : これだけ暑いと幕間休憩中にはどうしてもジェラートが欲しくなります。
今日はコーヒーゼリー(500円)です。
ちょうど「ローマの休日」の公演中でもあるのでジェラートは関連グッズ(フード)としてはバッチリな感じですね。

↑ 今日の座席からの眺めはこんな感じでした。
2階席の端っこでしたが、前の人が気にならないストレスフリーなポジションは見やすくて、しかも舞台の動きとかフォーメーションなんども俯瞰出来て2階席の魅力を味わえます。

↑ 何だか大劇場はいつもより人が多いなと思っていたらそうそうバウホールでは花・Workshopが公演中。 家内は「エリザ」ではなく、バウへ。
歌ウマさんが集結した花・Workshopは見応え十分だったそうです。
まあしかし公演がたったの3日間なんてあまりにも短い。 こういうチケ難当たり前な公演ってもう抽選があっても当たるわけないわなぁ、みたいな諦めムードが強いですね。
《観劇データ》
・ 2016年8月13日(土) 15:00公演(阪急交通社貸切) @宝塚大劇場
・ 第一幕 : 15:00 - 16:10、 第二幕 : 16:40-18:00
・ 座席 : A席 2階 5列 上手エリア
・ 購入先 : 阪急交通社・夢組 抽選
《観劇記》
・ ますます磨きがかかった充実感がヒシヒシと伝わってくる舞台。
宙組全員でキッチリと仕上げた《感》がとても好印象です。
愛月ひかる=ルキーニは見事なまでに進化し続けていて、確実にストーリーテラーという「エリザベート」では無くてはならない地位を確固たるものにしています。
まだまだ進化するぞ〜っ、みたいなオーラもバッチリです。
・ まぁくん=トートの見せ場は私的に一番好きなのが、第一幕の「最後のダンス』。
力強い歌声にまぁくんの十八番のシャープなダンス、バックの黒天使たちとの息もピッタリ。
2階席から俯瞰すると並びの美しさが際立って見えます。
最もまぁくん率いる宙「エリザベート」の最大かつ最高の見せ場がここではないでしょうか?
・ みりおん=シシィ : もう何も言うこと無し! これだけ完璧に難曲揃いの楽曲を一糸乱れぬ歌唱力で表現できるのはもう見事としか言いようがございません。
これほど安心・安定の歌唱を誇るシシィがこの舞台の落ち着き感を顕しているように思えます。
・ せいこちゃん(純矢ちとせ)=ゾフィー : ゾフィーも進化し続けてさらに恐さが増しています。 セリフの迫力は凄い、凄すぎる。
せいこちゃんには天性の役柄でしょう。
・ りんきら(凜城きら)=ツェップス : 男前すぎるりんきらは舞台に現れた瞬間にその名のごとくキラキラしたお星様が輝いているようです。
このようなキラキラ脇役が宙組の強みかもしれませんね。
・ モンチ(星吹彩翔)=ヴィンディッシュ嬢 : MY初日で出会っていつも大注目なモンチ。
男役で見せる顔からは想像できない、ヴィンディッシュ嬢の狂気に満ちた白熱の演技。
高音が非常に透き通っていて、すっきりとした美人顔とともに胸キュンしちゃいますね。
・ うららちゃん(怜美うらら)=マダム・ヴォルフ : セクシーすぎるマダム・ヴォルフ、いやぁうららちゃん登場シーンはオペラをロックオンせざるを得ません。
ピッタリな役どころ!と思いますね。 うららヴォルフには一度でいいから誘惑されたいよなぁ。
・ しーちゃん(彩花まり)=リヒテンシュタイン伯爵夫人 : 歌ウマは抜きんでていてこの役にピッタリです。 一方でこの人が演ずるゾフィーを見てみたい。
せいこちゃんゾフィーとはまた違った恐さを表現してくれそう。
・ あっきー(澄輝さやと)=ルドルフ : 今日はあっきールドルフバージョンでした。
これまでずんくん→蒼羽りくくんと2パターンのルドルフを見ましたが、あっきールドルフは哀愁感の漂わせ方はピカイチかも知れません。
・ 瑠風輝=エーアンの歌手 : この役柄は花組バージョンでは綺城ひか理が演じて、何と歌ウマさんやなぁと思いましたが、宙バージョンでもやっぱり歌ウマさんがこの役に。
なるほど、新人公演でトートを演じたくらいだからな、と納得しました。
新公を観劇した家内も瑠風さんは大注目の一人、と言ってました。
まだまだ特筆すべき宙組生が数多く、純粋宙組チームプレイの勝利!みたいな出来映えの「エリザベート」。
SNSなどでは酷評されている方もいるとか・・、粗探しをやったらキリがないと思います。
私的には丁寧にじっくりと熟成された上質のバルサミコソースのような奥深い味わいがあって、混じりっけゼロな仕上がり具合は好印象です。
今日、一緒に観劇した会社の月ファン女子が「宙担に引きこまれそう!」と言っていましたが私も全くの同感、いよいよ11月21日以降は本気で《ひかり》は星から宙担へ組替えです。