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 この週末はかなりな《タカラヅカ・ウィークエンド》になってしまいました。
土曜日は月組観劇→某若手生徒さんのお茶飲み会でほぼ一日中、Stay @ タカラヅカ、そして日曜日は星組「One Voice」から月組公演立見・・、いやぁ、かなり充実していたなぁ。
まあこういうヅカライフも11月20日までなので出来る時に精一杯楽しめるようにしたいですね。

月組公演「NOBUNAGA -下天の夢- + シャイニングショー・Forever Love」の通算2回目&3回目の観劇です。

   

   
 ↑右: この日は11時公演を観てお茶飲み会までかなり時間が空くので15時公演を見れればいいかな、と思っていましたが何とまぁ「かんぽ生命」の貸切だそうで一般に販売されているチケットは皆無でした。

《観劇データ ②回目》
・ 2016年7月9日(土) 11:00公演 @宝塚大劇場
・ 第一幕 : 《NOBUNAGA》11:00-12:35
  第二幕 : 《Forever Love》 13:05-14:00
・ 座席 : S席 2階 2列 センターブロック


   立見券

   
 ↑右 : カスタマイズCDを購入。「ミーマイ」から2曲、「NOBUNAGA」から2曲、そして「Forever Love」の主題歌1曲の計5曲です。

《観劇データ ③回目》
・ 2016年7月10日(日) 15:00公演 @宝塚大劇場
・ 第二幕 : 《Forever Love》 17:05-18:00
・ 座席 : 当日立見券 (2,500円)

 どうしてもショー《第二幕》の「Forever Love」が見たくなって、バウホール公演「One Voice」前にチケットカウンターへ出向いたら立見券が販売されていたので即座に購入。
「One Voice」の終演時間が16:30(予定)、カテコとかで遅くなっても第二幕17:05の開演には十分間に合う、ということで久しぶりのバウホール→大劇場のハシゴW観劇を強行しました!


《観劇記ーNOBUNAGA》
・ 何と言いましょうか、2回目では既に司馬遼太郎作・「国盗り物語」@織田信長脳を完璧に洗い落として、大野拓史作・「NOBUNAGA」@龍真咲脳に見事に変換してみると、龍真咲の魅力と華々しさが際立ってこれはこれは娯楽作としては悪くはないな、という気持ちになりました。
 特筆すべきは、月組の男役が強烈な格好良さ、ダンディズムではなくって男前、イケメン過ぎる。浅井長政役の宇月颯(トシクン)はキラキラなイケメン、この世のご婦人方が心奪われるのが分かりますよ〜。 やっとラストで観れた男・あーさの森蘭丸。 ほんのわずかな出番だけどあーさに視線をグッと集中しないともったいないぞ!、《NOBUNAGA》観劇料はこの2人のためだけに払っても損はせんぞーーっ、てか??
 《男性》の私には何と言っても女・あーさの妻木。衣装から見え隠れする脚線美に黒網ストッキング+黒ブーツ、なんだ!これはこの世の男を悩殺する気か??
 もう何だかストーリー云々よりもビジュアルの良さというか、目の保養が老若男女かかわらずに十分以上に出来ること、これが《NOBUNAGA》の魅力かも知れません。

・ ストーリーは前半はうんうん、これなら織田信長の物語として成立しているなぁと思えないでもないですが、象さんに乗ったNOBUNAGAが出てきて、そしてたまきち扮するロルテスが登場するところからやっぱり破綻の道まっしぐら!な感じ。
これだけ史実に基づかない織田信長の物語はやはり架空のNOBUNAGAさんがいました、その人は強いけど人望の無い人でねぇ・・みたいな完全なフィクションとして成立させるなら大いにOKです。 しかも眼福に浸れることは間違い無くお得な公演です。

・ 大野センセ−の解釈ではNOBUNAGAさんは本能寺というところでは死んでいなくてどこか遠くの外国へ行った・説なんでしょう。 確かに織田信長の本能寺以降は未だかつてないくらいのミステリー感満載です。
 そうそう大きな帆船に乗って、行くぞーーーって感じで龍が描かれた真っ白な帆をバサッとやって風に乗ってどこかの外国へ行ったのだろうか??
ラストの龍真咲がバサッとやるところ、ここはホントに歴史に残るラストシーンかも知れません。


《観劇記ーForever Love》
・ せっかくの「One Voice」の熱い洗礼を受けた後で速攻で大劇場で月組ショーを観るか?みたいな感じも無きにしも非ずでしたが、それほどまでにこのショーは近年まれに見る超名作ではないかなぁと個人的に思います。
 これまでの退団公演のショー、蘭寿さんの時のはどうも蘭はなちゃんがシシィをやるために残留した、なんていう心の底から喜べない環境でしたし、壮さんのはあまりにも次期トップコンビのアゲアゲムードが強すぎて個人的には良い印象がなく、かなめちゃんのショーは内容的には文句ないもののみりおんの扱いが酷くて・・、そして柚希さんの「Dear Diamond」、これは名作というよりも柚希礼音への感謝を込めたワンマンショー的な雰囲気が溢れかえっていて嫌いではないけど私的には超名作という部類までは届かず・・・、じゃ龍真咲のは?? となるわけで。

・ 55分間のショータイムで前半が月組みんながまんべんなく扱われていて次期トップをアゲアゲするような下品な構成は全く無く、そして専科へ異動するカチャの扱いも非常に良いし、月組が誇るタレント軍団・みんなで創り上げていく構成、そして中詰め以降はサヨナラショー然とした構成で、一粒で2度美味しい、そんな感じですかね。
 そして大階段で龍真咲のワンマンショーがホントに龍真咲スタイル。
ここはじっくりとそしてこれまでの龍真咲の功績をジッと思い浮かべながら見ていたいところです。
 デュエダンが無いという前代未聞とも思える構成、いやぁこれはこれで龍真咲スタイルを最後まで貫いた感じが強くて私は好きですね、こういうの。

 さてもう1週間で大劇場千秋楽、今週末はもう1回観劇出来ることになっていますが、せっかくなので前楽の当日券に挑戦してみます。
そして東京公演も1回見に行くことになっています。
ショーだけでこれほどまでに虜になった作品、燦然とヅカのショーの歴史に残ることでしょう。