
これぞ!、華やかなタカラヅカのミュージカル
という誰もが温かな気分になれる舞台と思いましたぁ~
花組公演「Ernest in Love(アーネスト・イン・ラヴ)」のちなつ(鳳月杏)=アルジャノンのCパターンを見てきました。



《観劇データ》
・ 2016年2月11日(木・祝) 12:00公演 @梅田芸術劇場メインホール
・ 第一幕 : 12:00-12:55、 第二幕 : 13:25-14:45
・ 座席 : B席 3階 2列 上手エリア
・ 購入先 : カード会社系チケット販売サイト 先着順
《観劇記》
・ 奇しくも大劇場雪組公演が休演者続出で大変なことになっているようで、主要登場人物の観柳役=ナギショー(彩凪翔)もダウンだとか・・・。
ガトガトガト・ガトリング
で大いに愉快にさせてくれていたのにと残念。一刻も早い回復をお待ちしています。 休演者が出ると代役も大変!!、花組公演「Ernest in Love」は専科・悠真倫さんを入れても28名だからそれこそ休演者が出ようモノならエラいことになるなぁとヘンな心配をしてしまいました。
・ それにしても花組トップスター明日海りおは羨ましいというかこんなにオーラを出し過ぎるとこの世のみりお氏ファンは瞬殺されてしまうのでは??とファンの皆様の体調を心配してしまうほどでした。
中途半端じゃない、《みりお氏》独特のオーラは他のタカラヅカ生徒さんのオーラとは全く違う風が舞台から客席へ押し寄せてくるような感じでした。
何とも云えないほんわかムードな風、そよ風とも云うべき心地良いオーラが登場から最後まで降り続けているような・・・
・ 御崎めぐみセンセ-指揮による生演奏、しかも舞台の見えない場所ではなく、カゴの中で丸見え状態での生演奏、これがまたもの凄く心地良く、流れる音楽とみりお氏から出てくる風(オーラ)で公演時間はまさに至極の空間になってしまいます。
たった28人、しかもメインキャストと云えば数名の規模感は小さめのお芝居ですがそんなことは贅沢過ぎる生演奏付で微塵も感じさせません。
・ 今日は是非とも観たかった、ちなつクン(鳳月杏)=アルジャノンのCパターン。
キキ(芹香斗亜)=アルジャノンのデフォルト・Aパターンは今週末に見る予定です。
《みりお氏+ちなつ》の2人の並びがまたまた見事すぎるハーモニーがあっていいねぇ!と思わず声を出しそうになってしまいました。
キュウリサンドのアドリブも炸裂!、みりお氏ってこういうコメディもサラッとやってのけるところがまた凄いな、と思いました。
2幕の花乃ちゃんと城妃美怜の掛け合いシーンは絶妙、そしてらいらい(夕霧らい)の男前度は半端じゃない見事なもの、2幕も見所満載です。
・ ラストは「ああ、なるほどな・・」と納得のエンディング、ですがやっぱり《ひかり的》にはタカラヅカの舞台は悪者あまり登場せず、『死』も無く・・・というミュージカル作品が王道かなぁと改めて思い知った作品でした。
涙、涙・・・の感動作も良いけどこういうほのぼのとしたコメディ、こういうのが好きだなぁ。
これまで再演を重ねてきた「Ernest in Love」、そしてみりお氏は昨年1月に続き2度目の再演、こういう再演を重ねる作品はいろんな意味で見るファンを惹きつけるのでしょう。
・ 今公演で追加されたラストのプチショー、黒燕尾は人数は少ないけどみりお氏をピラミッドの頂点に配した並び、コンビネーションは最高にいい!
今回は取り残され感満載の3階席でした。 梅芸の3階席は音響も酷いし覗き込むような視線でこれほど見にくい劇場をよく設計したものだ、と呆れかえりますがみりお氏のオーラだけはちゃんと3階席でも届きました。 (こういう良質の作品は大阪なら新装・フェスティバルホールでやって欲しいなぁ)
・・でAパターンは1階席で見ますよ~、さらに強烈な《みりお-ラ》を浴びてきますね~。