演劇 チケット 合格 クラッカー 音譜 ラブラブ 恋の矢 アップ ラブラブ!

 まずは・・・昨日の「A-EN」のアーサショックが尾を引いていまして(私ではございません、我が家の女子です)、アーサと一緒にドーナツを食べたい!と急に云いだして。 そう言えばArthurはドーナツ屋でバイトしている設定でチョコドーナツが出てきました。
 それならばとおやつにローソンでこれ!を買ってきました。
 
 ローソンのチョコドーナツにフワフワリングです。 どちらかと言えばドーナツというより菓子パンに近い食感でした。 こういうお芝居中に出てくるフードを公演中に売店で売ればめっちゃ売れると思いますよ~、阪急さんの商魂なら容易いことだと思うのですが、如何ですか??

 さて昨日のW観劇の第1ラウンドは安定・安心の星組公演「ブロードウエイミュージカル・ガイズ&ドールズ」の通算3回目の観劇でした。

   
 
《観劇データ》
・ 2015年9月5日(土) 11:00公演 @宝塚大劇場
・ 第一幕 : 11:00-12:25、  第二幕 : 12:55-14:00
・ 座席 : S席 1階 25列 下手エリア

《観劇記》
・ 宝塚の舞台を観ていつも感じるのは(そして当たり前のことかも知れませんが)、回数を重ねる毎に内容に深みを増してきていると云うことじゃないかと思います。
今回の「ガイズ&ドールズ」は新生星組のスタートを切る作品で初日はもう何と言ってもみっちゃん(北翔海莉)+風チャン(妃海風)が颯爽とセンターを仕切るというだけでもう十分、それを見届けたいという気持ちがあまりに強く、お芝居の内容は二の次のような感じでした。
2回目はようやく通常の観劇スタイルに戻すことが出来ましたが、今回の3回目には見所をしっかりと見落とさないで、ということが出来ました。
 何度聞いても開幕のアナウンスは感激してしまいますし、初日は大拍手、2回目は拍手無しと大きな差異がありましたが、3回目は拍手が・
しっかりとみっちゃんのアナウンスを聴きたいけど、やっぱり拍手を優先してしまいますね~。
 開幕後颯爽と登場するみっちゃんはやっぱり素敵なダンディズムに溢れています。
テルさん(凰稀かなめ)や壮さん(壮一帆)のダンディズムとは全く異なったみちこダンディズムというべきか全体から温かいオーラが溢れてくるような独特のダンディズムの匂い、空気がやっぱりいいなぁ、ウットリとしてしまいます。
・ 冒頭のTimes Squareの風景をバックにした群衆の舞台はいっぱい見所があってここは全部押さえるのは非常に難しい、というか眼が10個は必要なくらい舞台の隅々まで視線を懲らさないといけませんので、今回はニューススタンドのせおっち(瀬央ゆりあ)に注目したのと、ナイスリー(美城れん)の登場部分でした。
この冒頭のシーンは歌唱も無く、舞台上で星組生があちらこちら縦横無尽に動き回っているだけですがこれがすごーく都会的で洗練された場面だと思います。
・ ナイトクラブ「Hot Box」での踊り子登場シーン。 アデレイドのまこっちゃんのピカイチの踊り、歌唱、そしてセクシースタイルは云うまでもありませんが、あーちゃん(綺崎愛里)がこれまたセクシーで可愛い! このまこっちゃん初登場の「Hot Box」は見所。
音譜アイ・ラブ・ユー、首ったけよ~音譜のメロディがエロチックで悩ましくて好きですね~。
・ みっちゃんスカイの至る所に出てくるダンディズムはまさしくNY《マンハッタン》の匂いと空気をそのままに、そしてミックスジュースじゃなかった《ビッグ・ジュール》のまさこさんはシカゴのちょっとダークなダンディズム・・こういうのがアメリカンな都会的センスを舞台から大きな波を受けることができます。
・ アメリカの都会的センスのみならず、キューバ・ハヴァナのラテンムードもしっかりと味わえて何となく贅沢な造り・内容になっていますね。 ここでの音波みのりちゃんとサラ・風チャンの絡みは大きな見せ場の一つです。
・ ラストの教会に約2ダースの罪深い人たちが集合する場面も大好きなところで、ここはブラにガン警部(美稀千種)、ナイスリーナイスリー、ビッグ・ジュールにネイサン(紅さん)、そしてチンピラ役がめっちゃハマっているしーらん(壱城あずさ)・・全員の動き、表情は抜群に面白いです。
・ まこっちゃんの純白のウエディングドレス姿はこの世の男性陣を一発ノックアウトにしてしまう魅力満載です(最後のパレードもこの姿を拝めるのは嬉しい限り)。

 これほどまでに都会的な洗練されたセンスが光るミュージカル、観ていて、聴いていてまったくストレスのない完成度が高い作品。 (DVD/Blu-Ray化、CD化されるのを本当に望んでいます)
次回の観劇が待ち遠しいです。