









6月12日に神奈川を出航した新生星組「北翔号」は関東→東北→九州→中部と巡ってようやく関西の地にやって来ました。
全国ツアーのラストを飾るのは7月4日(土)と5日(日)の2日間、たったの4公演のみ。
みっちゃん(北翔海莉)がトップ就任が決まってプチお披露目(by 柚長さんの千秋楽での表現をそのまま借用しました)公演はラストディにW観劇しようと決めていて何とか実現しました。
梅田芸術劇場MH・全国ツアー星組公演「大海賊-復習のカリブ海- / ロマンチック・レビュー Amourそれは・・・」の最終日をW観劇してきました。






《観劇データ for Vol.2》
・ 2015年7月5日(日) 12:00公演 @梅田芸術劇場メインホール
・ 第一幕 (大海賊) : 12:00-13:35
第二幕 (Amourそれは・・・) : 14:05-15:00
・ 座席 : 1階 S席 11列 下手側



《観劇データ for Vol.3》
・ 2015年7月5日(日) 16:30公演(千秋楽) @梅田芸術劇場メインホール
・ 第一幕 (大海賊) : 16:30-18:05
第二幕 (Amourそれは・・・) : 18:35-19:30
・ 座席 : 1階 S席 25列 サブセンター



↑ 彦根で買えなかった両開きのクリアファイル。 これは是非とも欲しいアイテムですね~。
《観劇記=大海賊》
・ やっぱり「大海賊」って何となく荒削りに作ってあるなぁと思えるストーリーには間違いないと思いますが、「ありえへんやろ~」みたいな突っ込みを少々我慢すれば展開も素早いし、見所もたくさんあるし、殺陣も迫力満点だし、なによりもみっちゃん、風ちゃん、そしてまこっちゃんを初めとするお歌ウマウマ~な星組メンバーなので全くもって退屈することはありません。
名作か?と云われるとどうかなぁ・・・という答えが《ひかり風》になりますがこれをもって駄作という評判はまったく打ち消しすべきだと思いました。
・ 欲求不満というか、もうちょっと何とかならないかなぁというのがラスト。
① 海岸まで瀕死の風ちゃん(エレーヌ)を抱きかかえてボートの中で息を引き取ったエレーヌをそのまま海に流す・・・というのはどうか??
② ラストのみっちゃんの独唱はそれはそれで魅せますし、聞かせます・・が出演者全員が揃ってのラストが見たかったなぁというところか?
・ 前回、ひこね市文化プラザで初観劇したときから非常に気になっていたギターのメロディ、そうそうこれって「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」の


・ 笑いあり、見事な殺陣シーンあり、甘いラブストーリーありの作品、安定・安心の歌唱力を誇る新トップコンビニは相応しいものだと思いますね。
《観劇記・Amourそれは・・・》
・ 落ち着いた大人の、そしてクラシックなムード満点のレビューは最初から最後まで見所満載です。 今日の座席位置が舞台全体を見渡せるところだったのでみっちゃん率いる星組のダンスの迫力がしっかりと感じられました。
・ 風チャン(妃海風)が大変好感を持てて見ていてホッとできる空気をずーーっと持ってくれているので、今後も星組公演を観るときは肩肘張らずに、ゆったりと観劇出来ると思います。
何で風チャンはもっと早く娘トップになってなかったんだろう?と思えますが、いやいやみっちゃんとコンビを組んでくれてホントに良かったと思います。
・ 「夢・アモール」でみっちゃんからまこっちゃんへソロを引き継ぐところは圧巻です。
ここはジッと目を閉じていつまでも聞いていたいと思えます。
《その他雑感》
・ 12:00公演に、元花組トップスター・蘭寿とむさんがご観劇。相変わらずの美貌に引きつけられました。 そしてみっちゃんが客席降りで「Mr.lonely」を歌いながら蘭寿さんと絡むシーンも。
・ 千秋楽では観客から岡本太郎作「太陽の塔」をもらってご満悦でした。このミュージックパレット風の客席降りは非常に楽しい企画で観客席も大興奮です。
・ 「大海賊」での「総督府の中庭」でのしーらんのアドリブ。
12時公演では「通天閣とビリケンさん」、そして千秋楽では「ナイスなGuyとナイスなDoll・・・、Guys & Dolls」としっかりと次回大劇場公演作をアピールしていました。
みっちゃん(エミリオ)はすかさず「ありがとう!」と返していました。
このアドリブ毎回、変わるんですね~、しーらんのセンスにバンザイ!!
・ ご当地(大阪出身)ジェンヌさんは3名。
吹田市出身の風チャン、池田市出身は夏樹れいさん(チキンラーメン博物館と小林翁の記念館の紹介をしていました)、そして東大阪市出身の万里柚美(柚長)さん。
・ 千秋楽のカーテンコールは4回。
エスペランサ号の新米船長・エミリオと星組の新米船長・みっちゃんをしっかりと重ね合わせておられました。 また次回作(Guys & Dolls)の宣伝もしっかりと。
「風の次郎吉」の大阪TDC千秋楽の挨拶よりはグッと凝縮した内容でしたが、みっちゃんの人柄がホントにほんわかとにじみ出た言葉ばかりでした。
さあ、次回は8月21日からの「Guys & Dolls」です、カリブ海から米国に舞台を移してのどんな素晴らしい舞台になるのか、今からとても楽しみですね。