
毎年6月は結婚記念日です。
もう3○回目を重ねてしまいました。 せっかくの1年に1回なのでちょっとだけ気取って普段なかなか行けないレストランへでも・・・というノリなんです。
それにしても早いモノでもう3○回目か・・・といつもの会話は「よくこれだけ長い間、保ったなぁ・・・」とか「定年退職日に離婚届けを突きつけられないよう気をつけや!」みたいな本音とも云えない話とか・・=笑=
私的な話ですが、私共は当時はまだまだ珍しかった海外(ハワイ)結婚式!ということをやり、日本では会社関係者とか学生時代の友人とかを招待させていただいて披露宴を行うというちょっと変わり種みたいな感じでした。
結婚してから何年後かに母親から「結婚式を海外で挙げるのはもうお腹が大きかったからか?」とか母の周りからはそういうことを云われたと聞きました。
3○年も前だとやはりそういう時代だったのかも知れません。
ともあれ今年も無事に「離婚届け」を突きつけられることも無く結婚記念日を迎えることになり予約がかなり取りにくいこのレストランへ行ってきました。
「洋食・泉(IZUMI)=大阪市福島区福島7-5-16=」さんを初訪しました。
今年はフレンチでもなく、イタリアンでもなく、和食でもなく『洋食』です。
『洋食』っていう括り方ですが実はこれがイタリアンからフレンチまで全てに通ずるんですね。
=超コスパ高の6,000円のコースをいただきました=

↑左 : タコとアボガドの前菜、ガーリックトーストに載っけていただきます。
↑右 : 豆の冷製スープ。素材の甘さ、風味がバッチリで季節感満点でした。

↑左 : 鰆の白子のテリーヌ。何とも云えないプルンプルンの食感がたまりません。
上質のはんぺいを食べているような感じです。
↑右 : サーモンのMi-Cuit(ミ・キュイ)。 塩漬けにしたサーモンを皮の部分だけをじっくりと時間をかけて火を通しカリッカリ、半身はまだほぼ生。こんな食感全く初めてです。
野菜がたっぷり、見事なまでの隠し味的なドレッシング風味と相まって絶妙の一皿でした。

↑ 本日の6,000円のコースのメイン、初夏の魚(鮎)のリゾット詰め。
カリカリに焼かれているので頭から尻尾まで骨も全部食べれます。
鮎を食すというこの贅沢感にリゾット詰めのボリューム感も味わえました。

↑左 : 牛肉のハンバーグ。ジューシーな味わいでした。
↑右 : 「洋食・泉」さんの名物の一つ、オムライスが最後にサービスされます。
6,000円のコースはオムライスかビーフカツサンドからの選択ですが、この絶品オムライスを是非食べてみたかったのでビーフカツサンドは次回のお楽しみにとっておきました。
このオムライス、間違い無く今まで食べたオムライスの中でもピカイチ、最高傑作であることは家内とも同意見です。
絶妙なケチャップライスの味付けに調理法、卵のフワフワ感、そして周りにたっぷりと添えられた特製デミグラスソース・・・もう至福のオムライスとはまさしくこのことを云うと思います。
「泉」さんでもイチオシの名物メニューです。

↑ 左 : オムライスだけシェアすることになりますがとにかく大きなサイズですので一人分も十分以上と思います。
↑ 右 : デザートは抹茶プリン、なんですが牛乳も卵も一切使わず豆腐ベースで作られたプリンだそうです。 シェフの独創力は素晴らしいです。
この抹茶プリンがまた絶品でした。

デザートのあとコーヒー・紅茶・エスプレッソまで付いてきます。
これで6,000円(税別)
は驚きのコスパです。前菜のお皿から最後のデザートまで「泉」さんの独創力、クリエーションが至る所に満載されているお皿の数々に圧倒されつつも、ヅカトークに花が咲いてしまいました。
JR環状線福島駅から徒歩3分の商店街の中にありますが、ちょっと分かりにくく、私は一度店の前を通り過ぎてしまいました。
『洋食』はフレンチにもイタリアンにもすべて通ずる全ての基本、というシェフの言葉が身に染みて分かる素敵なレストランです。