演劇 チケット 合格 クラッカー キスマーク 恋の矢 ラブラブ 音譜

 タカラヅカのチケットチケット、某カード会社系の超先行型での当選率が非常に好調で、かつ「5組まとめてご観劇」という年度の前半・後半に分けて全組見れる権利を手に入れることが出来る企画モノチケット販売もあって非常に重宝しています。
 チケット難な公演(例えば昨年の花組「エリザベート」や、今年の星組『黒豹の如く」など)もまとめて購入できるのでとにかく最低1回は観劇権があるということは心強いものです。

 この某カード会社の貸切公演は前楽の前公演(すなわち大劇場で日曜11時公演)があてがわれていて花組公演もS席を持っていました。
 しかしこの日が年に2回の会社ボランティア日で早朝からかり出されるために行けなくなりましたので、今回の観劇が《MY 楽》ということになりました。

花組公演「カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲-タカラヅカファンタジア-」の通算5回目を見てきました。

   
   
《観劇データ》
・ 2015年4月11日(土) 11:00公演 @宝塚大劇場
・ 第一幕(カリスタの海に抱かれて) : 11:00-12:35
  第二幕(宝塚幻想曲) : 13:05-14:00
・ 座席 : B席 2階 14列 下手エリア
・ 購入先 : 宝塚友の会 2次抽選

   
   
 今回は衝動的ではなく、計画的に行ってきました「危険地帯」Quatre Reves
お待ちかねの「2014年テーマソング」のブルーレイが発売されていましたので買い求めてきました。
 『宝塚観劇学校』本科もそろそろ卒業の時期を迎えてこのブルーレイに収録されている2014年の公演はほとんど見ているので懐かしさがヒシヒシと感じることができます。
生観劇出来ていないのは、中日劇場、博多座、そして雪組帝劇公演、武道館くらいと何だか恐ろしくなってきましたよ~。 その他の公演は全制覇ですから歌劇団から表彰状をいただきたいくらいです=笑=

《MY楽》の観劇記です。
・ お芝居「カリスタの海に抱かれて」、個人的(私的)にはこれは秀作だと確信しました。
1回目より2回目・・・より3回目と回数を重ねるに従って大石静氏書き下ろしの脚本が良く出来ているなぁと感心します。 1時間半の中にトップスターの格好良さ、歌、魅力を満載にしつつもその他の花組生を全て活用しなければならない難しさをスッキリとクリアしているように思えます。
TVの連ドラなんかで最終回はいかにも『やっつけ感』みたいな駄作が多かったですが、このお芝居はそういう部分がほとんど感じられないところがいいのではと思いますね。
 主人公・カルロの持つ雰囲気は間違い無く、明日海りおさん(みりお氏)しか出来ません。
この役を前花組トップ・蘭寿さんがやるのであればもっともっとラテン色ギラギラな感じにしないと満足出来ないかも。 
 その他、マイティも、あきらくんも、ふじPちゃん、ちなつくんも存在感抜群だし、ゆきちゃんも相変わらず舞台端っこに登場時でも表情豊かでよかったぁ~。

・ ショー「宝塚幻想曲-タカラヅカファンタジア-」は文句の付けようがありません。
最初のみりお氏センター登場から最後のパレードまで華やかで陽気で明るくて楽しくて見ていてハッピーな気分に浸れます。 これが『タカラヅカ』の魅力、ときめきの夢舞台そのものでしょう。
先週買ったカスタマイズCDをiTunesに収録してほとんど歌詞まで覚えてしまうくらいになりましたが、とにかく全編を飾る楽曲が親しみやすいメロディラインですぐに口ずさむことが出来ます。

・ ゴールドのスーツ姿のみりお氏中心に花紫色のスーツの花男達の群舞はいきなりオープニングからやってくれるねぇ、花組さん、みたいな。 まずはお礼を先にやっておこうか?みたいな稲葉大地氏の演出が憎たらしいです。

・ 中詰めのこれでもか!満載の見所はこの辺りから劇場全体が息つく暇の与えんでぇ・・というオーラを舞台から送り込んでこられます。 そして少しホッとしたのも束の間、「さくら幻想曲」で一気に観客を窒息死させるような感じです。 「さくら幻想曲」、とにかく異例に長い、そして動きが激しい・・花組生と一緒になって観客は呼吸できない状態なのかも知れませんね。
津軽三味線の響きが何とも云えない激しさを表現していてこれが間違い無く最高作のショーです。

 何度でも見たい、ふぅ~っと幕が降りた後で深呼吸しないといけないくらいの迫力満点のショー、残念ながら《MY楽》になってしまいましたが、何か再び見に行くような感じがするんですよね~。