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 我々世代には大阪の近代的ビルの先駆者的な意味合いを持つ、大阪駅前ビル。
1970年というから大阪万国博が開催された年に大阪駅前第1ビルが竣工されたらしいのでもう40数年あまり、その後第2~第4ビルまで合計4棟が今でも健在。
今では金券ショップに食事スポットがたくさんあって地下街は老舗のキラ星の如く、素晴らしいお店がいっぱいあります。

 この大阪駅前ビル、竣工当時は大阪市や府などの行政機関が入居していて大阪市教育委員会も確かここにあった記憶があります。
 亡くなってしまった父親の公務員至上主義を受けて、大学で高校教員免許を取得(それまで私の好きにさせてもらっていたのでせめてもの恩返しみたいなもの)、そのお陰で1年余計に学生生活を送りました(教育心理学などの教員免許必須科目系を落としてしまったため)が、無事に大阪市教員採用試験に合格をもらったものの、もう既に今の会社に就職することが決まっていて父親の猛反対を受けて教員採用をお断りにいったのもこの大阪駅前ビルでした。
あの時(お断りを入れる日)はさすがの父親も本当に辞めるんやなぁ、とひつこいくらいに念押ししてきましたので、相当なショックだったのかも知れません。

 今になって思えば、今の会社ではなく教員(高校英語科)になっていたら人生はガラッと変わっていただろうなぁ。

 さてその大阪駅前第2ビルに気になっていた讃岐うどん専門店があり、行ってきました。
「四国屋=大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル B2F」さんの至極の粉モンランチタイムです。

=カレーうどん(800円)を注文しました=
   
   

 やってくるお客さんのほぼ7割ほどが注文する「四国屋」さんの超イチオシメニュー《カレーうどん》。 牛肉+青ネギ+玉ねぎ、これだけがトッピングで他の余計なモノはありません。
何とも優しい気分になれる出汁がしっかりと効いたカレーは辛さもちょうど良い、ホントに文字の如く『塩梅』がいい、そういう表現がピッタリですね。
 熱々のカレーうどんをふぅふぅしながらいただくと外の寒さも吹っ飛んでしまいます。
肝心のうどんは店内で手打ちされています。 特徴は滑らかさが抜群なところ。
一方、環状線寺田町駅近くの「Ah-麺」さんのうどんはコシがしっかりとしていて、対極のような感じです。 どちらも甲乙はつけ難い、というかつけれません。 とにかくウマいです。
 滋賀へプチ出張行く前にこちらのお店へ行きました。 11時半過ぎの入店でしたがほぼ満席、それ以降は行列ができる人気店。 とにかくウマ~いです。

 歴史有る大阪駅前ビルにはこのようなキラ星のような素晴らしい有名店がいっぱいあって食の宝庫です。 次回はこれも気になるグリル(洋食)、カレー専門店、そしてトンテキのお店・・・とそれこそいっぱいあり過ぎて攻略するのにずいぶんと日数を要すると思います。